押入れ収納で布団を毎日片付けるコツ!楽になる工夫や注意点

布団は押入れ収納にしているという家庭も多いのではないでしょうか。しかし、毎日の布団の上げ下げは大変です。

少しでも布団の押入れ収納を楽にしたいというあなたのために、布団の押入れ収納のコツや注意点などについてお伝えしていきましょう。

布団は出しっぱなしにするより押入れに収納した方が見た目も良く、部屋がスッキリします。ぜひ参考に試してみてください。

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押入れ収納で布団を毎日上げ下げするのがツライ

布団を押し入れに収納するのに、ほとんどの人が上段に収納していると思います。

この方法だとちょうど目線の高さに布団が来るので、収納したときに見やすく、また押し入れから出しやすいですね。

ただしこの方法だと布団を上げるのが大変で、腰への負担はとても大きいです。

布団の収納の順番は基本的に重いものを下の方に、軽いものや小さいものは上にしまっていくものなので、一番下の敷布団やマットを押入れにしまうのに腰をかがめて持ち上げて体を起こすときに一番腰に負担がかかります。

しかも一人分ならまだしも家族分となるとどんどん高さも出るくるので後半はしまうのがとても大変で、私が実家に住んでいて押入れに布団を収納していたときは、最後に残った枕は玉入れのように押入れの中に放り投げていました。それでも上に積み上がった掛け布団にぶつかって1回で入らなかったときなどは、何度も何度も放り投げて非常にストレスを感じていました。

便利なアイテムを使えば毎日の布団の押入れ収納も楽になる

布団収納のストレスをなくすのに一番良いのは、下の段に収納するということです。

とはいえ普通に下の段に収納するのでは腰に負担がかかり続けるので辛いものがあります。

ここで便利なのが布団用のキャスター付きラックです。

ちょうど押入れの下の段にすっぽり収まるくらいの大きさで、キャスターで簡単に移動できるものです。

布団を収納したいときはラックをおしいれからだして、ラックにどんどん布団を重ね、重ね終わったらラックごと布団を押入れの下の段に収めて終わりです。腰に大きく負担がかかるような動きがほとんどないためとても楽に布団をしまえます。押し入れから出すときもラックごと引き出せるのでとても簡単です。

上手に収納できれば布団2組分は収納できるので、4人家族までなら左右の下の段できれいに収納することが出来ます。

毎日使う布団のための押入れ収納の注意点

布団をそのまま押入れに収納する場合、通気性に注意しなければなりません。

押入れの中は空気が籠もりやすく、布団を収納することでさらに空気の流れが悪くなり、湿気が上がります。

湿気が高くなるとカビが生える原因になり、布団にも繁殖してしまうため体によくありません。また、布団にはダニが繁殖しやすく、ダニも湿気を好みます。布団を収納した押し入れの中が通気性が悪いとダニも繁殖するので、その布団で寝続けるとアレルギーを引き起こしやすくなってしまいます。

これらを防ぐために一番効果的なのが通気性なのです。風の通りがあると湿気は空気と一緒に流れるので、カビやダニの繁殖防止になります。

そこで必要なのがすのこです。

すのこを床や壁に付けることで布団が押入れと直接触れることを防ぐので通気性が確保でき、すのこに使われる木材自体が吸湿性が高いので隅の方に残りがちな湿気もしっかり吸い取ってくれます。

床だけにはすのこを敷いている家庭は多いのですが、壁にもあった方が効果的です。

ちなみに先程紹介したキャスターラックも台の部分はすのこになっています。

押入れ収納がしやすい布団を選ぶのもおすすめ

どうしても収納のときに持ち上げなければいけないので、そのときに体への負担がかかりにくい布団を選ぶことも重要です。

掛け布団にしても、羊毛布団と羽毛布団では重さが全然違います。羽毛布団は持ち上げるときなどに負担は一切かかりませんが羊毛布団は敷布団と同じくらい重たいので、持ち上げるのは大変です。

また、敷布団もできるだけ軽めで5cm以内くらいの厚さの物にすると軽くなるので、収納する時に力がいらず楽になります。

また、敷布団に書けるカバーに持ち手を付けると、収納時にその紐を持ち上げると簡単に畳めるようになります。

低反発マッレスを使っている人も多いと思いますが、低反発マットレスは重たいので収納が大変です。そういったものは、畳むのではなくくるくる巻いて収納すると持ち上げるときも楽ですよ。

布団の押入れ収納は部屋もスッキリ広くなる

布団が押入れの中に収納されると、部屋がかなりすっきりして広く感じるようになります。

布団は1組あるだけでも部屋の中で場所を取ります。掛け布団まで入れた布団一組が取る場所は2畳分弱くらいなので、6畳の部屋なら4畳分しか開いているスペースがないということなので、狭く感じるのも当然です。

そう考えると出しっぱなしにしている環境はとてももったいないのです。もちろん忙しい朝に毎回収納している時間がなかなか取れないという人もいるのですが、もしも布団がしまいやすいように工夫されていたら、収納の時間も大したものではないと感じられるようになります。

また、片付けやすく工夫されていると、家族も協力してくれるようになります。片付ける場所が明白だと子供もお手伝いで率先して布団を片付けてくれるようになりますし、旦那さんにも教えておくと朝起きた時に自分で片付けられますよね。

普段出しっぱなしにしている人は、最初に収納スペースを確保したりすのこやラックの準備をしたりと下準備が大変ですが、その後は片付けも楽になって部屋も広く使えるのでメリットがいっぱいです。