布団干しをベランダの手すりでするときの注意点とポイントを紹介

いつも清潔な布団を使えば毎日の眠りも快適に過ごすことができますね。
そのために布団干しをベランダの手すりでしたいと考える人もいるでしょう。

そこで、布団干しをベランダの手すりでするときの注意点とポイントについてお伝えしていきましょう。

ベランダの手すりは汚れていることが多いので、予め準備をしてから布団を干さなければなりません。
布団をフカフカに干すためにも、ぜひ参考にしてみてください。

スポンサーリンク

関連のおすすめ記事

押入れ収納で布団を毎日片付けるコツ!楽になる工夫や注意点

布団は押入れ収納にしているという家庭も多いのではないでしょうか。しかし、毎日の布団の上げ下げは大変で...

布団干しはカバーが必要?黒いカバーがダニ対策に効果的な理由

布団干しはどの様になさっていますか?ダニ対策として天日干しを行っている方は、布団を日に当てるだけでは...

スポンサーリンク

布団干しをベランダの手すりにするときは汚れが気になる

天気の良い日には、ベランダで布団干しをされている光景をよく見かけますよね。干したあとの布団で眠るのは実に気持ちが良いのですが、せっかく布団干しをするのでしたら、なるべく綺麗なところに干したいものです。

ベランダに洗濯物や布団干しをする習慣のあるご家庭では、手すりや壁を汚れたままにしておくわけにもいかないものです。しかし、めったにベランダを使わないというお宅だと、いざ布団干しをしようとベランダに出てみたは良いものの、あまりの汚れ具合に干すのを断念してしまうことも。

汚れの付いたベランダの手すりはシートで覆うのが◎

まさか、汚れたままのベランダにそのまま布団干しをするわけにもいきませんよね。せっかく布団を干してふかふかになったとしても、布団の表面が汚れてしまうのでは意味がありません。とくに、交通量の多い道路沿いに面したベランダなどでは、予想以上に手すりや壁に汚れが付着して黒ずんでいるものです。

これらの汚れを毎回拭き取る作業が必要になることを考えると、布団よりも大きめのブルーシートなどで覆い、その上に布団をかけて干すという選択肢もあります。

ベランダの手すりの布団干しを便利にするアイテムもおすすめ

ベランダの手すりに布団干しをする際には、布団が風で飛ばされたり、布団の重みでズリ下がってしまうのを防ぐ必要があります。先程は、手すりの汚れが気になる場合に、レジャーシートなどで簡易的に覆ってしまうという方法をご紹介しましたが、軽めの羽毛布団などを干す際には、シートが滑って動いてしまい、布団を汚してしまうこともありますのでご注意ください。

布団干し専用グッズで快適に

なるべくお金をかけたくないのであれば、ベランダの手すりや壁を大きめのブルーシートなどで覆ってしまうという方法も有効ですが、布団がズレてベランダの床に付いてしまったり、風で飛ばされたりしないように、しっかりと固定しておく必要があります。

シートなどは使わずに毎回手すりなどを拭いてから布団干しをするとなると、それもまたいちいち手間がかかりますよね。

これらのお悩みを解消するためのアイテムとしては、布団干し専用のシートというものがあります。シート自体をベランダの手すりに固定できるようになっているため、干したい布団のサイズに合わせてシートを選ぶことで、ラクに布団干しができるようになります。

また、布団カバーのように布団をすっぽりと入れられるタイプの布団干し用カバーを使えば、布団自体に花粉や黄砂などがつく心配もせずに済みます。

ベランダの手すりに布団干しをする場合に気をつけたいこと

エアコンが設置されているご家庭では、ベランダに室外機があるケースも珍しくはありません。特に十分な広さのないベランダに室外機があると、その分だけさらに布団干しをする際の動線が限られてしまうことにもなります。ベランダに布団干しをするために、直接布団が触れる手すりや壁の汚れには注意したとしても、意外と盲点なのがこの室外機の汚れについてです。よほどのきれい好きでもない限り、ふだんから室外機まで綺麗にしている方はごくわずかではないでしょうか?

布団干しをしたのにかえって汚れてしまわないために

ベランダに布団を出し入れする際には、なるべく布団が汚れないように、壁や床、窓などに触れないようにして持ち上げて運ぶわけですが、狭いベランダの一角に室外機があることによって、さらに動ける場所が狭くなってしまいます。そんな中で無理やり布団を出し入れしようとすると、うっかり布団が室外機に触れてしまい、干して清潔にするどころか、かえって汚くしてしまう恐れもあるのです。

そうならないためにも、ベランダの手すりや壁だけでなく、普段から室外機の汚れも取り除いておく習慣をつけるようにしましょう。

ベランダで快適に布団を干すためのポイント

ここではベランダの手すりではなく、布団専用の物干しを使ってベランダで布団干しを行いたいという方のために、選ぶ際のポイントについて見ていきたいと思います。

布団干しを効率よく行うには

天気の良い日にただ外に布団を干したからと言って、それでOKというわけではありません。せっかく布団用の物干しを用意するのでしたら、より効率よく布団に溜まった湿気を乾かすことを優先的に考えましょう。

そのためにまずは、布団を干した際に内側にも風が通りやすいタイプを選ぶのが基本です。二つ折れになっていて山形に布団が干せるタイプや、2本の竿の上にかけて間に十分に風が通るタイプがおすすめです。

また、ベランダのような屋外で使うことを想定すると、室内と兼用ではなく、サビに強くて、使う時だけ広げて使えるタイプを選ぶと良いかと思います。

布団をフカフカに干すことができたら気持ち良く眠れます

晴れた日にベランダで布団干しを行うことで、布団に溜まった湿気などを乾かすだけでなく、ダニやカビの繁殖も予防することができます。しかし、ただいたずらに長時間日光に当ててしまっては、布団を痛めてしまう恐れがありますので、くれぐれも朝から夜まで干しっぱなしにするなどということは控えてください。

実は、布団干しに最適な時間帯は、一日のうちでごくわずかです。

最も効果を高めるためには、正午を挟んだ2時間ほどを狙って干すのが理想ですが、両面とも日に当てることを考えると、さらに前後1時間くらいの間は干していても問題ないでしょう。

せっかく布団干しをしたのに、急な天候の変化で雨に当たることのないように、布団干しをしたまま出かける際には、必ず短時間予報を確認する習慣をつけるとより安心ですね。

干したてのお布団で気持ちよく寝付けるように、干し場所であるベランダの手すりなども普段から綺麗にしておくことをおすすめします。