料理作りにこだわるようになると、干し野菜のような、ちょっと上級者向けのものにも挑戦したくなることもあります。
その時に使うネットは、ホームセンターに売られているような、本格的なものである必要はありません。
なぜなら100均に売られているものでも大丈夫だからです。
100均に売られているネットを使って出来る干し野菜の作り方や、干し野菜に向いている野菜などについてご紹介しますので、是非参考にしてみてください。
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干し野菜のネットは、100均で購入できます
野菜の種類はお店側で選んで決まります。そのため、自分では購入しない野菜や珍しい野菜が届くと調理方法を調べて料理するので、メニューの幅が広がりました。自分で購入していると同じ種類の野菜ばかりになってしまうのですが、様々な野菜を食べるので栄養面にも貢献してくれています。
勿論お休みすることはできるのですが、予想していなかった用事が入り忙しくなったり、体調を崩して料理をできなくなると冷蔵庫の中で野菜がどんどん劣化していきます。
最初は冷凍していたのですが、そんな時期には冷凍庫もいっぱいになることが多いのです。
まずは干す時に使用するネットを購入
100均のネットはちょっと強度的に頼りないものを感じますが、薄く切った野菜を入れるだけです。重量物をいれる訳ではないので大丈夫でしょう。
そこで、今回はファスナーで蓋を閉められるネットを購入しました。一段で一つなので、連結して2段にして使えるように2つ購入しました。
100均のネットを使って出来る干し野菜の作り方
干し野菜の作り方はとても簡単です。
野菜を洗って薄く切り、水気を拭き取りネットに入れるだけ
干した野菜はそのまま料理に使用できるように、土や埃などをきれいに洗い流します。きのこは洗う必要がなく、ゴミだけを手やキッチンペーパーを使って取り除き、干しやすいように薄く切ります。
短時間で干し上げたい場合には薄く切ると早く乾燥します。しかし、野菜は干すとかなり細くなるので、あまり細く切ると食べる時に食感が無くなってしまいます。
食感をしっかりと残したい場合には1cm程度の厚みに切ると良いでしょう。
ネット内で食材同士が重ならないようにできるだけ離して入れる
天気の良い日に日光が当たる場所で天日干しすると栄養価が増します。
少し湿り気が残るセミドライ状態、もしくは完全に乾燥させた状態になるまで干す
セミドライは半日程度、完全に乾かすには3日程度を目安にします。野菜の種類や切り方、天候によって異なるので野菜の状態を見て取り込みましょう。
大量に収穫した大根は、そのまま食べきれない分は切干大根にしています。
母が大根を切っている様子を見て、その太さに驚きました。割り箸を4膳束ねたくらいの太さがあります。
切り干し大根を作っている時期に実家に行くと、リビングに入った途端もわっと大根の臭いがします。
実家は集中暖房で暖房機は火傷をするほど熱くなることはありません。
三角コーナー用のネットを切り開いて暖房機の上にのせ、その上に切った大根を並べて乾かしているのです。最初は干し物用のネットに入れて外で干していたのですが、天気が悪かったり取り込むのを忘れたりするので室内で干すスタイルに定着したそうです。
それでも天日に干した方が栄養価が上がると言われているので、気が向いたら外に干すこともあるようです。
100均のネットを使って美味しい干し野菜を!干す時の注意点
干し野菜は水分がとんで味が濃くなり天日に当たると栄養価も増します。
干し野菜作りでは野菜が劣化する前に乾かすことが大切
干す時に天気が悪かったり湿度が高いと、乾燥する前に雑菌が沸いたりかびてしまう場合があります。
ほうれん草や小松菜は干して凝縮されるとアクが更に強くなり食べづらいです。ブロッコリーやキャベツも意外ですがアクが強くなり干すと気になります。
ただ食べ物は人によって好みが異なるので、何でもまずは作ってみましょう。
干し野菜におすすめな野菜をご紹介
干し野菜にしやすくて味も多くの方に受け入れられる野菜は、カボチャやサツマイモなどの根菜類やカラーピーマン、ミニトマトなど甘みのある野菜です。
きのこ類やきゅうりもお勧めです。
私は以前干し芋を作ってみました。宅配野菜でサツマイモが何度も届いて、いつも焼き芋にしていたのですが、焼き芋好きの子供達も流石に飽きて食べなくなったのでスライスして干してみたのです。
干し野菜を使った美味しい料理をご紹介
出来上がった干し野菜は普通の野菜と同様に何の料理にでも使っています。
そのなかでも家族に好評なのが大根を入れたグラタンです。グラタンは子供も喜び簡単なのでよく作るのですが、いつも多めにできるので翌日にも食べます。2日続けて食べるとちょっと胃がもたれそうになります。
しかし、角切りの大根を入れて作ると油分の多いグラタンを大根があっさりに中和してくれてとても合います。このグラタンならば何度か続いても飽きずに食べることができます。