食器の種類で、メラミン食器というものをご存知でしょうか。
陶器ともガラスとも違った特徴があり、子供を中心とした世代に人気があります。
そんな人気のあるメラミン食器は、具体的にどういったものなのでしょうか。また、食洗機に入れても良いものなのでしょうか。
便利で扱いやすいメラミン食器を上手に使うためのアレコレについてご紹介しますので、是非参考にしてみてください。
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メラミン食器とはどんな食器なのか
小さなお子さんのいるご家庭ではおなじみのメラミン食器ですが、そもそもメラミン食器とは、どのような食器のことを指すのかご存知でしょうか?
メラミン食器あれこれ
わかりやすく言えばプラスチック製の食器のうちのひとつです。通常のプラスチック食器と同様に、丈夫でうっかり落としても割れにくく、お子さんでも扱いやすいという点が人気。
表面が硬くて比較的傷なども付きにくいため、お子さんが好きなケチャップ汚れなどもすぐに洗えば残りにくく、綺麗に洗い流せるというのも魅力のひとつでしょう。
メラミン食器は子供用に使うだけでなく、普段使いの食器としても使いやすいデザインのものがたくさんあり、近年では100円ショップなどでの取扱いも増えているようです。
メラミン食器は食洗機に入れても良いの
値段も比較的安く手に入り、とくに子育て中のご家庭を中心として使い勝手の良さが広まっているメラミン食器ですが、安易に他の素材と同じように扱うのは避ける必要があります。
メラミンは電子レンジ非対応
メラミン食器自体は耐熱性に優れているため、熱湯を注いでも問題ありませんが、ほとんどの商品は電子レンジで加熱することできません。
うっかりレンジにかけてしまうと、熱で食器が割れたり、変形したりする恐れがありますので注意が必要です。中には電子レンジ対応のものもありますが、基本はメラミン=レンジ不可と覚えておきましょう。
メラミン食器を食洗機で使う場合
食洗機に関してもやはり、使用できる製品とそうでないものがありますので、こちらもよく確認が必要です。他の食器は食洗機で洗えるのに、メラミン食器だけ別で手洗いするのも面倒ですので、こちらも購入前に表示を確認しておいたほうが安心です。
メラミンの食器に食洗機でも落とせない汚れが付いたら
丈夫で使い勝手の良いメラミン食器ですが、普通のプラスチック食器と比べると汚れが落としやすいとは言え、白い食器は使っているうちにどうしても少しずつ黄ばんでくるものですよね。家族だけしか使わないにしても、白いTシャツなどと同様になんとなく黄ばんだままの状態が気になる時におすすめな方法をいくつか見ていきましょう。
メラミン食器を漂白剤で浸けおきする
メラミン食器の漂白には、キッチンでフキンや調理器具に使う酸素系漂白剤が有効です。ぬるま湯に適量を溶かして浸けおきするだけで、白さが戻るだけでなく同時に除菌もすることができます。
重曹だとさらに安心
直接口に入れる食べ物が触れる食器に対して漂白剤を使うことに抵抗がある場合は、掃除だけでなく料理にも使える重曹を使う方法もあります。先程の漂白剤と同様に浸けおき洗いをするか、もしくはメラミン食器の汚れが気になる部分を中心にまんべんなくかけたあと、やわらかいスポンジなどで擦って落とすこともできます。
食洗機でメラミン食器を綺麗に洗うためのポイント
食洗機対応のメラミン食器であれば、できるだけ長く綺麗なままで使いたいですよね。食事の後片付けがラクに済むだけでなく、水道代の節約にもなる食洗機ですが、正しい使い方を守ることでより便利で快適に使いこなすことができます。自動的に食器を洗ってくれる道具とは言え、ちょっとした一手間を心がけるだけで、さらに汚れ落ちが良くなり、しいては水道代や電気代を抑えることにつながります。
食洗機に入れるその前に
食べ残しは取り除き、食器についた汁汚れはヘラやキッチンペーパーなどで拭き取っておくことで、短時間でも確実に綺麗になります。
一度に洗う量を調節する
極端に大量の食器を重ねて詰め込んだり、逆にほんの少しの量を頻繁に洗ったりすると、どちらも節約にはつながりませんので、適正量を守って洗うようにしましょう。
いらなくなったメラミン食器の処分方法は
子供が小さいうちは使う頻度の高いメラミン食器も、子供の成長とともに徐々に出番が減り、いつしか使わなくなる時期が来るものです。
メラミン食器を処分する場合
先程も触れた通り、メラミン食器はプラスチック食器の一種ですが、もしもゴミとして処分する場合はプラスチックゴミではなく、燃えるゴミとして扱われることが多いそうです。なんとなくプラスチックっぽいからと安易に捨てるのではなく、お住まいの自治体ルールに従って処分するようにしてください。
状態の良いものの場合
リサイクルショップや、個人で不用品を売買出来るフリマアプリなどを利用するという方法もありますが、こちらはキャラクター物やノベルティグッズなどの比較的需要のあるケースに限られているようです。
捨てるにはもったいないけれど、売れるほどでもないという場合
ボランティア団体などに寄付をするという選択肢もあります。近くに児童センターや保育園などの施設があれば、おままごとの道具として使ってもらうというのも良いかと思います。