「天日干しをした布団の匂いを嗅ぐとお日様の匂いがする」という話を聞くことがあります。天日干しをした布団の匂いを嗅ぐと確かにいい匂いがするものですが、あの匂いの正体は一体何なのかご存知でしょうか。
ここでは、天日干しをした布団のいい匂いの正体と、布団を天日干しすることで得られる効果についてお伝えします。
一日の疲れを取るためにも、布団を清潔な状態にして快適に眠れるようにしましょう。
また、布団を天日干しすることで得られる効果や正しい布団の干し方についてもご紹介します。布団をスッキリと干して、気持ちよく寝られるようにしましょう。
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布団を天日干しした時の匂いの正体は人間の皮脂や汗
お日さまに当てた布団はふかふかで、思わず飛び込んでしまいたくなりますね。またふかふかの布団の匂いを嗅ぐと、お日さまの匂いを感じます。
干すまではしなかった匂いがするので不思議に思いますね。
またこの匂いが好きな人や、あまり好きではないという人もいます。
この匂いの正体について紹介します。
じつは布団を天日干しにしたときに発生する匂いは、布団や布団カバーについた人間の皮脂や、寝ているときに体から出る汗の匂いだということです。
寝ているだけなので汗はそんなにかかないと思いませんか?じつは寝ている間には予想以上の汗をかいています。
布団を天日干しするとダニが原因で匂いがする?ダニの匂いではない
お日さまの匂いと言われている匂いの正体は、布団の中にいたダニの匂いとも言われていました。果てして本当なのでしょうか。
布団にダニが潜んでいるのは事実
ですが、このダニが匂いの原因になっているわけではありません。
先程も解説しましたが、天日干しにした時に感じる匂いは就寝中に出ている私達の汗や体から出る物質によるものです。
布団に潜むダニが関係しているわけではないので一安心といったところでしょうか。
ダニの匂いを感じつつ眠りたくはないですね。
布団の天日干しで嫌な匂い対策を!天日干しの効果
天日干しをすることで湿気を飛ばすことができますし、湿気が飛んだ布団はふかふかの仕上がりになります。
取り込んだ布団に飛び込んだときにふわふわで気持ちいいと感じたのがまさに天日干しをした布団の感覚です。
天日干しで日光や風に当てて湿気を飛ばすことでカビの対策になる
ですので定期的に干すようにして、カビ対策をしてください。
定期的な目安としては一ヶ月に一度くらいは干したいものです。
天日干しは、布団の片面だけでなく両面干すこと
片面を2時間くらい干したらひっくり返してもう片面を日光に当てます。
風通しが良いとさらにいいでしょう。
また天気が悪い日が続く場合は室内で風を通すだけでも湿気対策になります。
室内で干す場合は、椅子などに掛けて風の通り道を作ってあげましょう。室内干しは花粉が気になる方にもおすすめです。
布団を天日干しする頻度は?掛ふとん・敷ふとんを干す頻度について
湿気が浸透している敷布団はもちろん掛け布団も天日干ししましょう。
掛け布団の天日干しの方法を紹介します。
掛け布団も両面を天日干しする
片面を1時間くらい天日干しにした、裏返しもう片面を天日干しにします。
というよりは付けたまま干したほうがいいとされています。直射日光に当たって布団が傷まないようにする為です。(布団カバーの素材が絹などの繊細な生地の場合は天日干しはおやめください)
上記で敷布団は一ヶ月を目安にと紹介しましたが、掛け布団よりも湿気を含みやすのでこまめに干すことができたらなるべく天日干しにしましょう。
同じようにシーツやカバーをつけたたまま行ってください。
布団を天日干ししていい匂いの布団にしよう!正しい布団の干し方
湿気を飛ばす為に干したい布団なので、湿気が少ない時間帯に干すようにしましょう。
天日干しで一番おすすめな時間帯は、朝10時頃から午後の3時頃
朝早い時間にササッと干してしまいたいという方もいるでしょうが、たとえ晴れていても前日に雨が降っていれば湿気は残っています。
布団に使われている素材によっても干す時間の目安は違う
木綿布団
冬の期間は3~4時間を目安に、夏の期間は1~2時間を目安にしましょう。
羊毛布団
羊毛の場合は比較的短い時間で大丈夫です。冬の期間は2時間を目安に、夏の期間は1時間くらいを目安にしましょう。
羽毛布団
更に短く、冬の期間は1時間を目安に、夏の期間は30分くらいです。
ですが羽毛や羊毛の場合は布団が傷みやすいため、直接日光が当たらない場所に干すようにしましょう。