電子レンジの買い替えを検討している方は、フラットにするかターンテーブルにするか迷うところです。
そもそもターンテーブルとフラットの電子レンジは、どのような違いがあるのでしょうか。気になる価格面や構造の違い、掃除のしやすさや温めムラの違いなど、ここでは2つのタイプの違いについて紹介をいたします。
どの点を重視するか、普段の電子レンジの使い方を参考にして、ご自分に合った電子レンジをお選びください。
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電子レンジのフラットとターンテーブルの構造の違い
ターンテーブルの構造
ターンテーブルは、その名と見た目どおりくるくると回転するお皿の上のものを温める昔ながらの電子レンジです。
アンテナを放出するアンテナが一箇所だけあり、そこからマイクロ波を放出しています。
マイクロ波が出る場所が一箇所だけでは温まらないので、電子レンジ庫内のいろいろなところに反射させ、さらにお皿が回転して満遍なく温めていきます。
フラットテーブルの構造
フラットテーブルはお皿がなく、中のものが回転しないで温まります。
電子レンジ内にお皿を置く場所や、凹凸が少ないことからフラットテーブルと呼ばれています。
マイクロ波が放出されるアンテナが一箇所でターンテーブルと同じなのです。
ターンテーブルとの決定的な構造の違いは、マイクロ波の当て方です。
アンテナが回転していて全体に行き渡らせられる構造になっています。
電子レンジを価格で選ぶならフラットよりターンテーブルの方が低価格
家庭で使用する電子レンジのイメージは、昔ながらの回転してチンッ!ですよね。
フラットテーブルの電子レンジが普及する中、今でも販売されていて尚且つ売れているターンテーブル。
ターンテーブルの電子レンジは安い
電子レンジの目的は温めること。
この機能がしっかり付いていて、安ければそれで良いですよね。
その安さは、特殊な機能をたくさん装備するわけでもなく、従来のスタイルを貫いている姿にありました。
見た目、構造、機能もいたってシンプルだからこそ安く製造できるので、店頭に並ぶ価格もあまり高いようには感じません。
そのような理由から、フラットタイプよりターンテーブルの方が低価格なので、ただ温めてくれればいいという方にはぴったりですね。
掃除のしやすさはターンテーブルよりもフラット
料理をしているとお鍋を火にかけていたり揚げ物をしていたりとばたばたしていますよね。
お料理が終わってからコンロ周りはサッと拭いても、電子レンジまでついでに拭いたりはあまりしないと思います。
ですが、電子レンジ内の壁などには飛び散った汁などが飛んでいて、放置しておくと拭き掃除では取りきれない汚れになってしまうので、使ったらこまめに拭いてあげることが大切です。
ターンテーブルはフラットタイプに比べややお掃除が面倒
回転するお皿は洗いやすいので、こぼしたときや汚れが目立ったときに洗ったり拭いたりするのですが、電子レンジ内部をついでに拭いたりすることがあまりないので、ちょっと飛び散っただけの汚れも日にちが経ってこべり付いてなかなか落ちない頑固な汚れの原因になっていたりします。
お皿が乗っていた台の付近は凹凸があり汚れもたまりやすいです。
一方フラットタイプは、電子レンジ内部全体がフラットになっている場合が多く、日ごろからこまめに拭き掃除していれば特に大変なことはありません。
ちょっとこぼしたついでに全体も拭いたりするのでいつでもお掃除簡単です。
気になる電子レンジの温めムラ
構造は理解しても、一番気になるのは温めたときにムラなくあたたまるのか、ということですよね。
結論から言うとどちらのタイプも温めムラは起こります
ですが、温めムラを防ぐことはできます。
ターンテーブル
回転するお皿からはみ出るような大きいサイズのものを置くと、内部の壁に当たって回らなくなり温めムラができてしまいます。
大きなものを温める場合は、半分ずつ別の容器に入れて温めたりしたほうがいいですね。
フラットタイプ
電子レンジの中心に温めたいものを置かないと、温めにムラができてしまいます。
この温めムラは、頻繁に起こるものではありませんが、小さなものを温めたりする場合は特に中心に置くように注意を払ったほうが良いかもしれませんね。
電子レンジはフラット?ターンテーブル?選び方について
電子レンジが壊れてしまって買い替えを早急に考えている場合は、安くて温めることがメインのターンテーブル式の購入を検討されるといいでしょう。
じっくり買い替えを検討する時間があるのでしたら、お値段は張りますが高くても高性能のフラットタイプをお勧めします。
時間を短縮してくれたり、大量調理のお手伝いをしてくれたりとフラットタイプはとても優秀です。
最近の機能は本当に多様で、オーブン、グリル、スチームや、油をカットしてくれる機能などが搭載されています。