科学や実験が好きなお子様におすすめ、夏休みの自由研究にぴったりな実験を紹介します。
使うものは自宅にあるもの、または簡単に手に入るもの「重曹と酢」を使った面白い実験です。
重曹と酢を混ぜるとどうなると思いますか?ぶくぶくと発生する泡に子供たちも大喜びすることでしょう。
発生するガスを利用した不思議な実験もご覧ください
またこの科学反応を使って、火山の噴火の様子が再現出来るといいます。そのやり方を紹介します。
簡単に出来る楽しい実験、いますぐやってみたくなることでしょう。
混ぜる際は十分注意をして、あれこれと色々な物を混ぜないように気を付けてください
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重曹と酢を使った不思議で面白い実験を紹介
必要なものは料理に使用する「酢」と「油」と「食紅」、それに「重曹」です。
どれも子供がさわっても害の無いものなので、安心して実験に取り組めます。
- まず大き目の透明な容器を2つ用意して、それぞれの中程まで油を注ぎます。
- 次に酢を油の半分程度入れると、酢は油の下に溜まります。そこへ2色違う色の食紅をそれぞれの容器に入れます。
そうすると食紅は底に溜まっている酢に解けて色の付いた酢が下に、油が上にある状態になります。 - そこへ重曹を小さじ1杯程度入れます。油の層を通って酢に到達した重曹は酢と反応して泡が大量に発生します。発生した泡は油の層で玉となりボコボコと泡立った状態になります。
目に見える反応がとても大きく我が家の子供達は飛び上がって「わーすごい!すごい!」と大喜びしていました。
重曹と酢の実験、重曹と酢を追加すると復活
子供達が「あれ、もう終わっちゃった」と残念そうにしているので、「まだ見たい?」と聞くと「見たい見たい!」との返事。「じゃあ重曹をもう一杯入れてみようか」と言い子供が重曹を入れると再びボコボコと反応が始まりました。
酢と重曹が反応すると気体が発生して、それが油の層を通る時に玉となり油の上にでると泡となっています。最初に入れた重曹が全て反応し終わると泡は発生しなくなったのですが、重曹を新たに追加したので再び酢と反応が起こったのです。
重曹を追加しても反応しなくなった時は、酢が無くなった状態になっています。今度は酢を足してあげると再び反応が始まります。
私は直ぐに重曹を入れることを提案してしまいましたが、どうしたら再び反応を起こせるのかを考えさせてみると良いと思いました。
重曹と酢の実験で、火山の噴火を体験
火山の噴火は内部で発生した水蒸気などのガスがマグマの層の中に溜まり続け、マグマの層で抑えきれなくなったときに一気にマグマの層を突き破って吹き上げて起こります。
この粘度が弱い場合と強い場合とで火山の噴火はどのように変化するのかを考えて考察とし、調べて結果を記載するとより自由研究の完成度が高くなるでしょう。
子供が自分で調べられるように、火山の噴火の本を図書館で借りてこようと思います。
重曹と酢の科学反応で発生するガスを使った面白実験
他にも重曹と酢の反応で発生するガスを使用して面白い実験をしてみました。
- まず、雨の日にスーパーなどの入り口にあるようなビニールの「傘袋」を用意して半分くらいの長さに切ります。袋の底の方を上にして子供に好きな絵を描かせました。二人の子供達はそれぞれカエルの顔とロケットの絵を描きました。
- 次に、細長いグラスに酢を大さじ2杯程度入れます。
- 傘袋の底に重曹を小さじ1杯程度入れて、重曹がグラスに入らないようにして傘袋をグラスに装着します。私はグラスに嵌めて余った部分を巻きつけてセロテープでグルッとグラスと貼り付けました。
これでセット完了です。 - 子供達に「重曹をグラスの中に入れてごらん」と言い子供達が実行すると、ブクブクと泡が発生して傘袋がポンポンに立ち上がりました。
子供達はキャイキャイと喜んでいました。
入れる酢と重曹の量を調節して膨らませる袋の大きさを選ぶと良いでしょう。
重曹と酢をまぜると何が発生する?実験の注意点も確認
重曹と酢が混ざると化学反応が起きて二酸化炭素が発生します。
この反応を化学式で表記して記載するとより自由研究の研究度が高くなります。
他に身近な物質を化学式で表し、起こりえる反応を調べてかくと研究らしくなりますね。自由研究としての完成度ばかりではなく本当に身の回りの物質や化学反応に面白みを感じられる事でしょう。
自由研究で分子模型のブロックを作ってみるのもとても面白いと思います。