中学生の思春期と向き合う。女子の場合の接し方のコツやポイント

中学生の女子を持つ母親や父親の多くの方が悩むのが、お子さんの思春期の言動についてではないでしょうか。

特に女子中学生が思春期の場合は難しいと感じるのかもしれません。

ここでは、思春期の真っ只中にいる中学生女子の行動やうまく接する接し方や対応の仕方について紹介します。

言ってはいけないこと、とってはいけない行動なども参考までにどうぞ。

お子様も親御さんもストレスをためないように、日々の生活を送れることをお祈りいたします。

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思春期の女子中学生とうまく接するコツとポイント

育児をしていると、現実問題、可愛いだけでは我が子を育てることは出来ないという気持ちを実感します。

もちろん我が子は可愛いですし、愛おしくも感じます。
しかし、我が子だからこそ抱く悩みや不満、我が子なのに理解出来ずに苦しむことだってあります。

育児に真剣に向き合っているからこそ、育児に一喜一憂するのですが、子供が成長するにつれて悩みの内容も変化していくので、親としては戸惑うことも出てくるでしょう。

子供が思春期を迎える中学生

今まで感じたことのない気持ちや悩みに直面するケースは少なくありません。

いつも娘がイライラしているように見えて、親に対しても反抗的な態度を取ることが頻繁になると、いくら我が子であってもどのように接するべきなのかわからなくなってしまうと思います。

ですが、思春期はずっと続くわけではありません。
必ず終わりが来ます。

それまで娘と上手に付き合うためのコツとポイントを見てみましょう。

女子中学生の反抗的な態度

  • 言葉遣いが乱暴になる
  • 親とのコミュニケーションを避けるようになる
  • 部屋で一人で過ごす時間が長くなる

毎日のように目の当たりにすると、親も悲しい気持ちになったり、感情的になってしまうこともあるでしょう。

しかし、思春期の女子中学生と上手に接するためには、出来るだけ感情のままに向き合うことはせず、適度な距離感を保つことです。

どうしても思春期を迎えると、親の存在が鬱陶しく感じてしまいます

それなのにあれこれ口を出されたり、干渉されてしまえばますます反抗的になってしまい逆効果です。

娘が反抗してもドンと構えるくらいの余裕があると理想的です。

近すぎず遠すぎず適度な距離感を持つことです。

いくら反抗しているとは言え、まだ中学生の子供です。
親に突き放されると寂しさを感じ、それが原因となってさらに心を閉ざしたりより反抗することも考えられます。

思春期中の女子中学生を持つ親がストレスをためないために

いくら我が子の思春期と言っても、親だって人間です。
いつもイライラされて、空気の悪い環境が続けばストレスだって溜まります。

家庭での悩みからはすぐに解放されることは期待出来ません

例えば極端な話、仕事に対する悩みを抱えているのなら、仕事を辞めたら解決されると思います。
もちろん仕事を辞めることも簡単なことではありません。

ですが、解決する方法はあるということです。

しかし、家族を辞めることは出来ないので、いいことも悪いことも共有していくしかありません。
娘の思春期問題も例外ではありません。

だからこそストレスを溜めてしまうことは危険なのです。
親が心に疾患を抱えてしまうこともあるくらいです。

女子中学生である娘の思春期を変えることは出来ません。
ですから、親の考え方を少し変えてみる必要があります。

思春期を迎えるということは、きちんと心が成長しているという表れでもあります

決しておかしな状態ではありません。

娘は問題なく成長している!ということを理解して、ここまで娘を育ててきたことに自信と誇りを持って下さい。

大人に向けて少しずつ自立の準備をしている段階です。
困ったときには手を差し伸べることも必要ですが、それ以外は少し遠くから見守ってあげるくらいの心構えを持っておきましょう。

女子中学生の思春期に親がとりたい行動

女子中学生が思春期を迎え反抗的になっているからといって、親の存在を無視しているわけではありません。

子供にとって親の存在が大きいことに変わりはありませんし、知らず知らずに親を見本としています

たくさんのことを吸収する思春期だからこそ、親としての行動にも責任を持たなければなりません。

では女子中学生の思春期に、親がとりたい行動とはどのようなことでしょう。
自分自身が思春期のとき、親にどのように接してほしかったか、どのような態度に不満を感じていたか思い出してみると、今より娘の気持ちに寄り添えるかもしれませんね。

思春期に限らず、グチグチ小言を言ってくるような親は、子供からすると鬱陶しい親です。

今しようと思っていたことを先回りして注意されると、一気にやる気を奪われてしまいます。

子供のためについ口うるさくなってしまうと思いますが、裏を返せば子供の力を信じていないという解釈も出来ます。

きっと、子供のことを信じられていれば、子供が自ら行動をするまで待ってあげることが出来ると思います。

子供を信じてあげる、これは親として不可欠な行動と言えます。

そして子供とは真正面から向き合うことです。

どんなときも自分と向き合ってくれて、味方になってくれる親に対しては絶対に感謝と尊敬の気持ちを持ちます。
今は思春期で素直に感謝の気持ちを言えないとしても、成長したときに親のためにどんなことが出来るのかを考える子供になってくれるはずです。

親孝行な子供に育てることも、親不孝な子供に育てることも、根本は親と子の関係性が大きく関与しているということです。

思春期の女子中学生の考えていること

きっと多くの親は、頭ではわかっているのだと思います。

思春期だから仕方ない。
反抗しない子供なんていない。
思春期は今だけだから。

と、今の娘を一生懸命に理解しようとしているはずです。

しかし、頭で思っているように心はついてきてくれません。

あんなに愛情を持って育てたのにどうして?
育て方を間違えてしまったのか。子供のことも理解出来ないなんて、親として失格かもしれない。

と思ってしまうことはありませんか。

そんなことはありません。

思春期や反抗期は、必ず通る人生の道と言っても過言ではない

自我が強く芽生え、周囲からの評価も非常に気になる思春期の年齢では、一歩外へ出ると親が考えている以上に気を遣うようになります。
だからこそ友達関係が良好に保てるので、気を遣っていることは悪いことではありません。

学校生活などで気を遣っている分、家の中では自分の気持ちのままに行動したくなり、それが結果として反抗期に見えてしまう部分もあります。

目の当たりにしている親にとっては悩む問題だと思いますが、家の中で素の自分を解放出来ているということは良いことです。
それだけ家族に対しては、ある意味心を許しているという表れなのです。

女子中学生が思春期のときのヒント

女子中学生の思春期を家族で乗り越えるために、父親と母親が一丸となって娘と向き合うことは非常に大切なことです。

子供と接する時間は母親の方が多いと思いますが、だからといって母親だけが子供と向き合うわけではありません。
父親だから出来る役割、母親だから聞いてあげられることがあるはずです。

夫婦で子供と向き合える家庭環境は、夫婦仲が良くなければ出来ません

これも子供にとっては大きなポイントです。

両親の不仲を感じると、特に思春期は親に対しての嫌悪感や、将来に対する不安を抱き、心を閉ざしてしまいます。

家庭の中は温かいよ。ということを認識してもらうためにも、思春期こそ夫婦の力を合わせるときです。

思春期は子育ての中で、最も親が苦悩する時期かもしれません。
ですが思春期を迎え、反抗的な態度を見せることはおかしいことではありません。

中には思春期に反抗することがなかった、という人もいますが、実は我慢していたり、家の外でストレスを発散しているというケースもあります。

親に反抗しないことが必ずしも正解というわけではありません。思春期は自立になるための通過点だと考え、一つ一つに深く落ち込む必要はありませんよ。