野菜の切り方を一覧でご紹介!やり方とコツをマスターしよう

レシピサイトなどを見ていると「大根の○○切り」などと書かれていますが、料理初心者の人はよくわからないのではないでしょうか。

そこで今回は、野菜の切り方を一覧でご紹介します。よく使われるものから一部の野菜にしか使われないものなどいろいろありますので、ここでマスターしましょう。

切り方をマスターすれば、今までよりももっとお料理することが楽しくなるでしょう。せん切りなどコツが必要な切り方についても詳しく説明します。

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【野菜の切り方一覧】まずはよく使われる切り方を理解しましょう

薄切り

基本中の基本がこの薄切りです。

材料を端から1㎜程の厚さで切る切り方がこの切り方です。

基本的には繊維に沿って切りますが料理や使い方によっては繊維に逆らって切る場合もありますのでレシピを参照しましょう。

くし形切り

サラダに添えられているトマトの形を思い出してください。
球体の野菜を切る時に使われる切り方です。

野菜を丸のまま上から見た時に中心から放射状に切るとこの形になります。
他に玉ねぎやレモンなどでもよく使われる、よく見る形の切り方ですので覚えましょう。

小口切り

長ねぎのような細い食材を端(小口)から薄切りにするという切り方です。

みじん切り

食材を小さく「切り刻む」という切り方です。
まずは縦に細く切った食材を今度は横に細かく包丁を入れていくというような切り方をして食材を縦横2㎜程に小さく切るという切り方です。
縦横の長さを4㎜ほどにすると「粗みじん切り」と言い、みじん切りよりも少し大きめの切り方をこのように呼びます。

野菜の切り方一覧の中で「にんじん」「大根」によく使われるもの

いちょう切り

秋に美しい葉で私たちを楽しませてくれるいちょうの葉のような切り方を野菜でもする事が多々あります。
丸いものを四分の一に切った扇形のような切り方で、その使い道は様々です。

煮物やみそ汁、炒め物まで様々な場面で出てきますので名前と形を是非覚えて料理に登場させてください。

短冊切り

  1. にんじんや大根で短冊切りを作るにはまず、長さを4㎝程に合わせて横に切ります。
  2. それから、縦方向に1㎝幅で包丁を入れて厚めの板のような形状にし、更に2㎜幅にスライスしていくと短冊切りができます。

見た目が七夕に願い事を書きこむ短冊のような形になるのでこのような名前が付けられ、様々な料理に用いられています。

拍子木切り

火の用心の時や大相撲などで使われている拍子木のような形状に切る切り方です。
四角の小さな柱のような形と言った方が分かりやすいでしょうか。

長さや幅は短冊切りと変わりませんが、厚みを1㎝程度にするのがこの切り方の特徴です。

野菜の切り方一覧の中で、一部の野菜にしか使われないもの

野菜の切り方には様々な名前がついておりどのような野菜でも共通で使われる切り方もあれば特定の野菜でしか使われない切り方もあります。

ささがき

主にごぼうを切る切り方です。

  1. やり方は、まずボウルに水を張り、右利きならば左手にゴボウをしっかりと持ちます。
  2. それから右手で包丁を持ち、ごぼうをくるくると回しながら包丁の刃先でごぼうの先端を薄く削るように切るという切り方です。

シャトー切り

レストランでステーキやハンバーグなどを頼んだ時に鉄板の上に付け合わせとして付いてくるにんじんを思い出してみていただけると分かりやすいかと思います。
野菜を適切な大きさに切ったら形を整えながら、且つ丸みを帯びるように面取りをして型崩れするのを防いだものをシャトー切りと言います。
元々はシャトーブリアンの付け合わせにつけられていたのでこの名前が付いたようです。

ざく切り

その名の通り、大きくざっくりと切る切り方で、熱を通すとかさが減る葉物野菜で良く使われます。
キャベツですと、一辺が4㎝くらいになるように切った切り方です。

野菜の切り方「せん切り」と「細切り」の違いとコツ

せん切りと細切り、形は似ていますがどのような違いがあるかと言いますと「細さ」です。

せん切りと細切りではせん切りの方が細い

細切りでもかなり細く切りますので大体3㎜ほどの細さで切りますが、漢字では千切りと千に切るというくらいですからもっと細く切ります。

目安としてはせん切りの細さは大体幅1㎜程で、生野菜をサラダにする時などに使われたりします。
一方細切りの場合にはさっと火を入れる炒め物などに使うと歯ごたえが程よくのこりますので、料理に合わせて細切りかせん切りかを選びましょう。

せん切りや細切りにする時には、野菜をまず適当な長さに切って更に薄切りにします。

薄切りにした野菜は5枚で一組にして重ねて端から少しずつ階段状にずらし、細く切っていきます。
この時の幅でせん切りか細切りが決まるというわけです。

キャベツや大葉のような葉物野菜は数枚でしたらそのまま切るのではなく、芯を取り除いてクルクルと筒状に丸めて切ると切りやすくなります。

その他の野菜の切り方をまとめてご紹介します

そぎ切り

鶏肉や白菜などでよく使われる切り方がそぎ切りと言って、食材に対して包丁は斜めに入れて引きながら切るという切り方です。
こうする事で切った所の断面積が大きくなり、火が通りやすくなったり味が染みやすくなります。

半月切り

いちょう切りに並んで料理によく登場する切り方の一つです。

いちょう切りは円を四分の一にした扇形でしたが、半月切りは円を二分の一にした扇形です。

丸い筒を半分に切ってスライスしていくように切っていくと半月切りになります。
こちらも煮物から炒め物まで様々な料理に登場しますので覚えましょう。

さいの目切り

サイコロのような立方体の形に切る切り方です。
大きさは一辺が1㎝くらいの大きさの小さな切り方です。
切り方は、まず素材を1㎝幅の拍子木切りにして、それをさらに1㎝幅で切ります。

乱切り

棒状になっている野菜やじゃがいもなどでよく使われるのが乱切りという切り方で、形が一定になっていない切り方です。
野菜を寝かせて、回しながら斜めに切るという切り方です。

形は一定ではありませんが、大きさは一定にするように気を付けて切りましょう。