下水の掃除は定期的に行っていますか?水を流すとボコボコと音がする場合は要注意!汚れが下水管に溜まってきている事が伺えます。
そこで自分でできる排水口掃除について、洗剤を使用する方法、使用しない方法と両方をご紹介いたします。
排水口の汚れは普段からのケアが重要!汚れが蓄積される前に定期的な掃除を心がけましょう!
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下水の排水掃除、洗剤を使用しない洗浄方法
下水の臭いがしてきたということは、汚れが溜まってきた証拠ですので、汚れを除去すれば再び臭わない排水口を取り戻すことができますよ。
まずは、洗剤を使用しなくても出来る、簡単な排水口の掃除を紹介します。
キッチンや浴室の排水口を掃除する場合には、事前に排水トラップやゴミ受けのネットなどを取り外して、排水管がむき出しになった状態にしておきましょう。
水を溜めるためのゴム栓がある場合にはゴム栓を閉めて、ない場合には、排水管に古くなったタオルを詰め込んで、水が流れてしまわないように栓をします。
シンク、洗面台など、下水が気になる部分に熱めのお湯(50度くらい)を溜めたら、一気にタオルを引き抜いてお湯を流しましょう。
下水の掃除はパイプ用洗剤を利用する方法も
先程紹介した、お湯による下水の臭いの除去方法は、軽い汚れにしか対応できません。
下水の臭いが酷く、排水管や排水溝の奥の方まで汚れが溜まっていることが予測される時には、やはり専用の洗剤を使って掃除をするのが一番ですね。
排水口の掃除に使えるのが、パイプ用洗剤です。
ドラッグストアやホームセンターなどで、いろいろな種類のものが売っていますので、お好きなパイプ用洗剤を購入してください。
また、パイプ用洗剤を容器ごとお湯で温めてから使うことで、温かくなった洗剤の洗浄力アップを期待できますので、こちらもぜひ実践して欲しいです。
一定時間放置してからぬるま湯で洗い流せば、下水の臭いもすっきりするはずです。
下水の掃除にも重曹やお酢を洗剤代わりに使用できます
排水口の掃除には、パイプ用洗剤が一番手っ取り早くて効果的なのですが、食品を扱うキッチンでは強力な洗剤の洗剤残りによる料理への影響が気になりますし、小さいお子さんやペットのいる家庭では、パイプ用洗剤の強烈な臭いが気になるという方もいると思います。
排水口の掃除に強力なパイプ用洗剤を使いたくないという方には、「重曹」や「お酢」を使った掃除をおすすめします。
排水管目掛けて、重曹の粉末を1カップ程度投入したら、そこに「お酢」を50~100ml程度加えます。お酢の量が多すぎると、せっかく入れた重曹が流れてしまうので、ちょうど良い量で調整して欲しいのですが、重曹にお酢を加えると勢いよく発泡しますので、泡が排水口の表面に出てくる位までお酢を入れてみて下さい。
重曹とお酢を混ぜることで反応してできた泡(人体には無害です。)が、頑固な汚れも綺麗に掃除してくれるだけでなく、殺菌効果も期待できますので、下水の臭いにもしっかり対応できますよ。
下水の排水口に汚れをためないための予防方法
排水口から下水の臭いが頻繁にしてくるという方は、やはり掃除も頻繁に行う必要がありますね。
これまで紹介してきた排水口の掃除方法3つを上手に使いこなせば、週に1回程度の掃除であれば、簡単に取り組めると思いませんか?
パイプ用洗剤は流し込むだけですし、お湯洗浄も、重曹での掃除も、多少の手間はかかるかも知れませんが、慣れてしまえば就寝前や掃除の合間など、ちょっとした家事の隙間にパパっと取り入れられる程度の掃除ですので、ぜひ週に1回を目安に掃除をしてみて下さい。
定期的に排水口の掃除をしておけば、下水の臭いが気になる、排水溝の奥に汚れを溜め込むなどのトラブルとも無縁になります。
お風呂や洗面台、キッチンなど、石鹸や洗剤を使う場所では、洗剤使用後にお湯を10~20秒程度流しておくと、洗剤残りを防ぐことが出来、それだけでも排水溝が汚れる原因を予防することができます。
自分で下水の排水口を掃除しても臭いや詰まりが改善されない場合
私も経験がありますが、賃貸のアパートに住んでいた時には、立地条件が関係していて、下水の臭いが上がってくるのが仕方のないことだったり、排水管の根本に防臭キャップが取り付けられていないといった、水回りの造りの悪さが原因になっていたりしたこともありました。
また、自宅で掃除ができる排水口、排水溝には限りがありますし、賃貸にお住まいの方の場合には詰まりや臭いの原因が自分の部屋ではないこともあります。
いくら掃除をしてみても症状が改善されない場合には、専門の業者さんに依頼をして、一度排水溝の確認をしてもらうのが良いかもしれません。