ふきんの消毒方法と頻度。簡単除菌方法と臭い予防でスッキリ

毎日使うふきんはどのくらいの頻度で消毒していますか?一見キレイに見えるふきんでも、見えない雑菌がたくさんいると言われます。せっかく食器を洗っても、ふきんが雑菌だらけだと衛生的にも良くありません。
そこで、ふきんの消毒方法や、頻度についてご紹介します。夏などの気温の高い季節や、ジメジメした季節には、特に気になりますよね。ふきんからイヤな臭いがしてくるという時には要注意です。

スポンサーリンク

関連のおすすめ記事

シンクに蓋がないけれどつけおきしたい時のアイディアや代用品

キッチン用品は常に清潔でいたいものですね。水筒やグラスやお弁当箱やまな板などなど、使っているうち...

五徳の掃除はつけ置きがおすすめ!つけ置き掃除方法を紹介します

五徳の掃除はつけ置きが楽ちん!五徳についてしまったベタベタや頑固なコゲなどはこうしてつけ置きをすると...

黒カビを綺麗に除去!ゴムパッキンのカビ掃除方法とカビの予防法

浴室のゴムパッキンに黒カビが発生してしまうと、掃除をしてもなかなかカビを綺麗にすることができずに困る...

お風呂掃除に役立つ床の水垢を取る方法と予防方法を紹介

床についた水垢のお風呂掃除はどのようにすれば落ちやすいのでしょうか?水垢に効く掃除方法とは?...

クエン酸と重曹の違いは?それぞれの特性に合った使用方法

クエン酸と重曹はエコ洗剤として、よく耳にしますよね。安全で安心な洗剤として使用することができると言い...

【やかんの掃除方法】内側に付く白っぽい汚れを落とす方法

やかんに水を入れようとした時に、ふと中を見ると、ちょっと白っぽい汚れが見えるということはありませんか...

ユニットバス換気扇の掃除方法とポイント!定期的な掃除が大切

ユニットバス内の掃除は気をつけていても、意外と盲点なのが換気扇の掃除です。そうはいっても、天井に...

まな板の消毒の頻度について清潔を保つための正しい方法や注意点

まな板を消毒する頻度について悩む人もいるでしょう。まな板を使う頻度によってもそれは異なりますし、...

エタノールで掃除!トイレ掃除の効果と掃除方法・注意点を解説

トイレの掃除をするときは「エタノール」を使用して掃除をすると便利です。ですが、エタノールを使った掃除...

【トイレ掃除】尿石の汚れにクエン酸は?尿石をキレイにする方法

トイレ掃除を毎日行っているのに、気がつくと尿石の黄ばみが便器についていることありませんか?こうなると...

クエン酸で水垢を蛇口から落とす方法と使い方の注意点や予防法

クエン酸を使えば水垢を蛇口からキレイに落とすことができるのを知っていますか?お風呂場の蛇口の頑固...

お風呂掃除がグンと楽になる!水垢と石鹸垢に適した洗剤の選び

お風呂掃除は毎日しているのに、気がつくと水垢が白くこびりついていたりします。また目立つようになると、...

クエン酸と重曹を使ったお風呂をピカピカにきれいにする掃除方法

キッチンの掃除によく登場するクエン酸と重曹ですが、お風呂の掃除にも活躍します。例えば、白くな...

下水の臭いの対処法!マンションの下水の嫌な臭いの原因と対策

住んでいるマンションの下水から嫌な臭いがしてくるととても不快なものです。臭いの原因を知って、どうにか...

掃除に役立つはたきの作り方!ストッキングを使用するのがコツ

少し前までは、どの家庭にも1つはあった「はたき」。しかし今は昔ながらのはたきを見かけることが少なくな...

スポンサーリンク

消毒は週に1度の頻度でふきんの臭い予防に

キッチンで使うふきんはこまめに水洗いをしてキレイにしていても、実はたくさんの雑菌がついています。

ふきんが濡れた状態であることも雑菌が繁殖しやすくなる原因のひとつ

特にキッチンは高温多湿の環境でもあります。

キッチンの作業台や食卓テーブルといった食事に関わる物に使うふきんですから、特に清潔にしておきたいですよね。使う度に水洗いをしたり、一日の最後には洗剤でよく洗って干しておいても雑菌は残ってしまいます。

梅雨のようなじめじめとした時期だと、半日干している間に雑菌は700倍にも増えてしまうようです。

台所で使うふきんは水洗いだけでなく、消毒をして清潔な状態で使うこと

消毒をするタイミングは週に1回がおすすめです。ふきんを使い続けていくと、次第に嫌な臭いがしだしてきますよね。週1回の消毒は嫌な臭いの対策にもなります。ふきんを煮沸消毒してみましょう。

煮沸消毒の仕方

ふきんが入るくらいの鍋を用意してください。アルミ製の鍋ではなく、ステンレス製またはホーロー製の鍋を用意してください。

  1. 鍋の中に水をいれたら、そこへ重曹大さじ1杯を加えて混ぜ、ふきんをつけておきます。
  2. 鍋を火にかけて沸騰させます。沸騰したら中火にして、そのまま10ほど煮詰めてください。
  3. あとは水ですすいで終了です。しっかりと乾燥させてください。

週に一度の頻度のふきんの消毒に漂白剤を使う方法

ふきんの消毒には煮沸消毒の他に、台所用の漂白剤を使う方法もあります。漂白剤を使う場合もまた週に1回の頻度で行うと良いでしょう。

漂白剤を使った消毒の仕方

  1. 洗い桶などに水をため、台所用の漂白剤を溶かしてください。
    漂白剤の容器の裏側に使用量の記載がありますので、それを参考にして適量を溶かしてください。
  2. そこへ洗っておいたふきんをつけます。30分ほどつけてください。除菌がけが目的の場合は5分ほどで十分です。
  3. 水でしっかりとすすいだら終了です。

漂白剤は塩素系でも酸素系でも良いですが、柄物のふきんは塩素系漂白剤につけてしまうと色柄が抜けてしまいます。色柄のふきんには酸素系漂白剤を使ってください。

酸素系漂白剤にはお湯を使った方が効力を発揮する

40~60℃くらいのお湯に酸素系漂白剤を溶かしてください。
漂白剤は刺激が強いので、水洗いをするときなどはゴム手袋をして手を保護してくださいね。

消毒したふきんはしっかりと乾燥させることが大切

消毒を終えたふきんはしっかりと乾燥させることが重要です。

ふきんは乾燥させないまま片付けたり使ってしまうと、雑菌を増やしてしまう

洗濯物が生乾きだと雑菌が繁殖して嫌な臭いがしてきますよね。ふきんの場合も同じです。せっかく消毒をしても、干している間に雑菌が増えてしまいかねません。ふきんを洗ったり消毒した後はしっかりと乾燥させるようにしてください。

天気の良い日なら天日干しも良い

キッチンや洗面所といった湿度の高い場所に干してしまうと雑菌もつきやすくなってしまいます。カラッと晴れた日には、外や風通しのよいところに干してください。

濡れたままの状態をできるだけ短くすることが大切です。

雨が続くジメジメとした時期なら洗濯機の乾燥機を使うのも良いでしょう。できるだけ早く乾くように工夫してください。

消毒の頻度も大切だが毎日のふきんの正しい洗い方

ふきんの消毒は週に1回のペースで良いですが、毎日に水洗いも大切になってきます。洗濯機を使って洗っても良いですが、ふきんだけなら手洗いをしたいときもありますよね。

ふきんを洗うときは40~45℃くらいのぬるま湯を使う

ふきんには油汚れも付着しています。油の汚れは水では落としにくいため、ぬるま湯を使って洗います。まずは人肌よりも温かいぬるま湯を洗い桶などにためてください。

ふきん用の石けんを用意

ふきん洗い用として販売されている石けんや台所用石けんがあります。洗濯洗剤は汚れを落とす力は強いですが、ふきんにはできるだけ体に負担のない洗剤を使いたいですよね。洗濯洗剤には良い香りがついているものも多く、食事の場にはふさわしくない香りに場合もあります。

ふきん洗い用の石けんや台所石けんは香りがついていなく、素肌へのダメージも強すぎることはありません。ですが、肌が弱い人は必ずゴム手袋をしてくださいね。
  1. ふきん洗い用の石けんを使ってふきんを洗っていきます。
  2. すすぎの時にもぬるま湯を使ってください。
  3. 油汚れや石けんをしっかりと洗い流すようにします。
  4. ぬるま湯をためてすすいだ場合は、最後には水道のぬるま湯を流しながらすすいでください。

洗い終わったらしっかりと乾燥させます。風通しの良いところを選び、乾かしてください。天気の良い日は天日干しをしましょう。

ふきんを洗濯機で洗う場合の注意点

ふきんは他の洗濯物と一緒に洗濯機で洗うという人もいるでしょう。洗濯機なら洗濯機の中にぽんと入れて洗剤をセットするだけでキレイになって仕上がります。そのまま乾燥機にかけて、完全に乾かした状態にすることもできますよね。

洗濯機で洗うときは注意しておきたい点があります。

台所で使うふきんには食べこぼしを拭いて食品によるシミがついている場合も多いです。この食品によるシミがついたまま洗濯機に入れてしまうと、シミの汚れが一緒に洗濯した他の衣類などに移ってしまう場合があります。せっかく洗濯をしたのに逆に汚れがついてしまうなんで嫌ですよね。

ふきんは洗濯機に入れる前に汚れ具合を確認し、事前に水洗いする

気になる汚れやシミを落としておくことで、洗濯中に汚れを広めることはありません。食器洗い用の洗剤を使うと油汚れも落とすことができます。

気になる汚れを落としたら、後は洗濯機で洗うだけ

脱水が終わったらしっかりと乾燥させてください。洗濯機で洗った場合も、週に1回のペースで消毒をするようにしましょう。台所用の漂白剤を使うと簡単に除菌もできますが、臭いや刺激が心配なあら重曹を使った煮沸消毒もありますよ。

台所で使うふきんは清潔な状態を心がけ、ある程度使ったら新しいものと交換するようにしてくださいね。