ふきんの消毒方法と頻度。簡単除菌方法と臭い予防でスッキリ

毎日使うふきんはどのくらいの頻度で消毒していますか?一見キレイに見えるふきんでも、見えない雑菌がたくさんいると言われます。せっかく食器を洗っても、ふきんが雑菌だらけだと衛生的にも良くありません。
そこで、ふきんの消毒方法や、頻度についてご紹介します。夏などの気温の高い季節や、ジメジメした季節には、特に気になりますよね。ふきんからイヤな臭いがしてくるという時には要注意です。

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消毒は週に1度の頻度でふきんの臭い予防に

キッチンで使うふきんはこまめに水洗いをしてキレイにしていても、実はたくさんの雑菌がついています。

ふきんが濡れた状態であることも雑菌が繁殖しやすくなる原因のひとつ

特にキッチンは高温多湿の環境でもあります。

キッチンの作業台や食卓テーブルといった食事に関わる物に使うふきんですから、特に清潔にしておきたいですよね。使う度に水洗いをしたり、一日の最後には洗剤でよく洗って干しておいても雑菌は残ってしまいます。

梅雨のようなじめじめとした時期だと、半日干している間に雑菌は700倍にも増えてしまうようです。

台所で使うふきんは水洗いだけでなく、消毒をして清潔な状態で使うこと

消毒をするタイミングは週に1回がおすすめです。ふきんを使い続けていくと、次第に嫌な臭いがしだしてきますよね。週1回の消毒は嫌な臭いの対策にもなります。ふきんを煮沸消毒してみましょう。

煮沸消毒の仕方

ふきんが入るくらいの鍋を用意してください。アルミ製の鍋ではなく、ステンレス製またはホーロー製の鍋を用意してください。

  1. 鍋の中に水をいれたら、そこへ重曹大さじ1杯を加えて混ぜ、ふきんをつけておきます。
  2. 鍋を火にかけて沸騰させます。沸騰したら中火にして、そのまま10ほど煮詰めてください。
  3. あとは水ですすいで終了です。しっかりと乾燥させてください。

週に一度の頻度のふきんの消毒に漂白剤を使う方法

ふきんの消毒には煮沸消毒の他に、台所用の漂白剤を使う方法もあります。漂白剤を使う場合もまた週に1回の頻度で行うと良いでしょう。

漂白剤を使った消毒の仕方

  1. 洗い桶などに水をため、台所用の漂白剤を溶かしてください。
    漂白剤の容器の裏側に使用量の記載がありますので、それを参考にして適量を溶かしてください。
  2. そこへ洗っておいたふきんをつけます。30分ほどつけてください。除菌がけが目的の場合は5分ほどで十分です。
  3. 水でしっかりとすすいだら終了です。

漂白剤は塩素系でも酸素系でも良いですが、柄物のふきんは塩素系漂白剤につけてしまうと色柄が抜けてしまいます。色柄のふきんには酸素系漂白剤を使ってください。

酸素系漂白剤にはお湯を使った方が効力を発揮する

40~60℃くらいのお湯に酸素系漂白剤を溶かしてください。
漂白剤は刺激が強いので、水洗いをするときなどはゴム手袋をして手を保護してくださいね。

消毒したふきんはしっかりと乾燥させることが大切

消毒を終えたふきんはしっかりと乾燥させることが重要です。

ふきんは乾燥させないまま片付けたり使ってしまうと、雑菌を増やしてしまう

洗濯物が生乾きだと雑菌が繁殖して嫌な臭いがしてきますよね。ふきんの場合も同じです。せっかく消毒をしても、干している間に雑菌が増えてしまいかねません。ふきんを洗ったり消毒した後はしっかりと乾燥させるようにしてください。

天気の良い日なら天日干しも良い

キッチンや洗面所といった湿度の高い場所に干してしまうと雑菌もつきやすくなってしまいます。カラッと晴れた日には、外や風通しのよいところに干してください。

濡れたままの状態をできるだけ短くすることが大切です。

雨が続くジメジメとした時期なら洗濯機の乾燥機を使うのも良いでしょう。できるだけ早く乾くように工夫してください。

消毒の頻度も大切だが毎日のふきんの正しい洗い方

ふきんの消毒は週に1回のペースで良いですが、毎日に水洗いも大切になってきます。洗濯機を使って洗っても良いですが、ふきんだけなら手洗いをしたいときもありますよね。

ふきんを洗うときは40~45℃くらいのぬるま湯を使う

ふきんには油汚れも付着しています。油の汚れは水では落としにくいため、ぬるま湯を使って洗います。まずは人肌よりも温かいぬるま湯を洗い桶などにためてください。

ふきん用の石けんを用意

ふきん洗い用として販売されている石けんや台所用石けんがあります。洗濯洗剤は汚れを落とす力は強いですが、ふきんにはできるだけ体に負担のない洗剤を使いたいですよね。洗濯洗剤には良い香りがついているものも多く、食事の場にはふさわしくない香りに場合もあります。

ふきん洗い用の石けんや台所石けんは香りがついていなく、素肌へのダメージも強すぎることはありません。ですが、肌が弱い人は必ずゴム手袋をしてくださいね。
  1. ふきん洗い用の石けんを使ってふきんを洗っていきます。
  2. すすぎの時にもぬるま湯を使ってください。
  3. 油汚れや石けんをしっかりと洗い流すようにします。
  4. ぬるま湯をためてすすいだ場合は、最後には水道のぬるま湯を流しながらすすいでください。

洗い終わったらしっかりと乾燥させます。風通しの良いところを選び、乾かしてください。天気の良い日は天日干しをしましょう。

ふきんを洗濯機で洗う場合の注意点

ふきんは他の洗濯物と一緒に洗濯機で洗うという人もいるでしょう。洗濯機なら洗濯機の中にぽんと入れて洗剤をセットするだけでキレイになって仕上がります。そのまま乾燥機にかけて、完全に乾かした状態にすることもできますよね。

洗濯機で洗うときは注意しておきたい点があります。

台所で使うふきんには食べこぼしを拭いて食品によるシミがついている場合も多いです。この食品によるシミがついたまま洗濯機に入れてしまうと、シミの汚れが一緒に洗濯した他の衣類などに移ってしまう場合があります。せっかく洗濯をしたのに逆に汚れがついてしまうなんで嫌ですよね。

ふきんは洗濯機に入れる前に汚れ具合を確認し、事前に水洗いする

気になる汚れやシミを落としておくことで、洗濯中に汚れを広めることはありません。食器洗い用の洗剤を使うと油汚れも落とすことができます。

気になる汚れを落としたら、後は洗濯機で洗うだけ

脱水が終わったらしっかりと乾燥させてください。洗濯機で洗った場合も、週に1回のペースで消毒をするようにしましょう。台所用の漂白剤を使うと簡単に除菌もできますが、臭いや刺激が心配なあら重曹を使った煮沸消毒もありますよ。

台所で使うふきんは清潔な状態を心がけ、ある程度使ったら新しいものと交換するようにしてくださいね。