エタノールで掃除!トイレ掃除の効果と掃除方法・注意点を解説

トイレの掃除をするときは「エタノール」を使用して掃除をすると便利です。ですが、エタノールを使った掃除方法に関する知識がないと、どんなふうに掃除をすればいいかわからないこともありますよね。

ここでは、エタノールを掃除に使う効果や得意な汚れ・実際の掃除方法についてお伝えします。面倒なトイレの掃除はエタノールを使って行いましょう。

また、エタノールを使うときの注意点や、どんな種類があるのかについてもご紹介しますので、毎日のお掃除にエタノールを活用してみてください。

綺麗なトイレで快適な生活ができるようにしましょう。

スポンサーリンク

関連のおすすめ記事

クエン酸と重曹を使ったお風呂をピカピカにきれいにする掃除方法

キッチンの掃除によく登場するクエン酸と重曹ですが、お風呂の掃除にも活躍します。例えば、白くな...

重曹はお風呂の追い焚きにもOK!使って便利な理由や注意点

家庭で安心に使える重曹はお風呂に入れて追い焚きする使い方もおすすめです。お風呂の追い焚きは節約に...

気になる毛玉の取り方!カミソリを使った方法やその他の方法

お気に入りの服を着てお出かけをしようと思ったら、毛玉がついている!そんなこと、よくありますよね。毛玉...

ふきんの消毒方法と頻度。簡単除菌方法と臭い予防でスッキリ

毎日使うふきんはどのくらいの頻度で消毒していますか?一見キレイに見えるふきんでも、見えない雑菌がたく...

シンクに蓋がないけれどつけおきしたい時のアイディアや代用品

キッチン用品は常に清潔でいたいものですね。水筒やグラスやお弁当箱やまな板などなど、使っているうち...

やかんの茶渋の原因と落とし方!クエン酸・セスキ・重曹で綺麗に

やかんでお茶を沸かすと、やかんの内側に茶渋が付着してしまうことがあります。普通に洗ってもなかなか落ち...

炭の消臭効果を復活させる方法消臭効果のある期間・活用方法

消臭アイテムとして炭を使っている人もいるのではないでしょうか。備長炭などの炭は、使用しているうちに効...

下水の排水口掃除!洗剤を使わない、使う両方の洗浄方法について

下水の掃除は定期的に行っていますか?水を流すとボコボコと音がする場合は要注意!汚れが下水管に溜まって...

ユニットバスの詰まりの掃除の方法。原因に合わせて詰まりを解消

髪を洗いすすぎが終わって目を開けた瞬間に、排水溝あたりに水が溜まっているのを見て驚いた経験はありませ...

やかんの掃除はクエン酸でスッキリ簡単!おすすめや予防法を紹介

やかんの内側の気になる汚れを掃除するには、安全な洗剤を使いたいですね。そんなときにおすすめなのが...

魚焼きグリル掃除方法!内部や受け皿・網の掃除と臭いの除去方法

魚を焼いた後の魚焼きグリルの掃除は面倒なものです。特に、内部の掃除は後回しにしてしまう人も多いのでは...

お風呂掃除がグンと楽になる!水垢と石鹸垢に適した洗剤の選び

お風呂掃除は毎日しているのに、気がつくと水垢が白くこびりついていたりします。また目立つようになると、...

セスキ炭酸ソーダは洗濯槽をキレイにしたり掃除に大活躍

セスキ炭酸ソーダは、重曹やクエン酸と並んで、洗濯槽をキレイにしたり、掃除に活躍するアイテムです。...

オーブンの掃除にセスキ炭酸ソーダを使ってピカピカにする方法

オーブントースターはパンを焼くために毎日のように使う方も多いと思います。しかし、朝は忙しく、汚れに気...

モップに雑巾を挟む方法は使いやすい?いろいろなフロアモップ

床のフローリングのお掃除はどうしていますか?フローリングの部分が少ないと雑巾を使って掃除をしても、す...

スポンサーリンク

エタノールはトイレ掃除に大活躍!エタノールの掃除効果

トイレ掃除の方法には、トイレ専用の洗剤を使って行う方法や重曹やクエン酸などの環境や人に優しい洗剤を使って行う方法など様々な方法がありますが、消毒として使われている「エタノール」を使った掃除方法もあるのをご存知でしょうか。

トイレという雑菌や臭いが発生しやすい場所だからこそエタノールはトイレ掃除にとても効果的なんです。

ですが、日常的にエタノールを使って掃除するようなことは少ないですから、実際にはどのような効果があるのか分からないという方も少なくないと思います。
そこでここではまずエタノールを使って掃除することで得られる効果についてご紹介します。

エタノールを掃除に使うことで得られる掃除効果とは?

トイレ掃除にエタノールを使うことで得られる効果は3つ。
ひとつは消毒除菌ができること。
「エタノール=消毒」というようなイメージがあるように、エタノールはとにかく清潔に保ちたい場合で使うと絶大な効果を発揮します。
菌で溢れ返っているトイレにはバッチリのアイテムだと言えるでしょう。

そしてもうひとつは悪臭対策ができること。
エタノールには嫌な臭いを取り除く効果もあります。
嫌な臭いが篭りがちだったり、消臭剤で誤魔化しがちなトイレでもエタノールを用いれば、不快な臭いともおさらばできることでしょう。

最後はトイレ特有の汚れを落とせること。
トイレは、毎日必ず使う場所ですから体の汚れ(皮脂汚れ)がつきやすく、そんな汚れを落とすのに苦労することも少なくありません。
エタノールにはそんな汚れもスッキリと落とす効果があります。
放置してひどくなってしまった汚れもエタノールを使えば解決できるかもしれません。

エタノールの種類について

トイレ掃除に効果的なエタノールですが、エタノールは主に2つの種類に分かれます。
ではどんな違いがあるのかもう少し詳しくご紹介したいと思います。

エタノールの種類とそれぞれの特徴

前述したように、エタノールは主に「無水エタノール」と「消毒エタノール」の2種類があり、この2種類の大きな違いが4つほどあります。

  1. 「原液量」の違い
    無水と消毒の大きな違い1つ目はエタノールに含まれている原液量の違いです。
    無水はほぼ10割原液だけで作られているのに対し、消毒は約7~8割の原液量と水を合わせて作られています。
  2. 「殺菌能力」の違い
    エタノールは殺菌したい時に用いられるのが一般的ですが、殺菌能力があるのは消毒用エタノールのみです。
    無水エタノールには殺菌能力がないため、無水エタノールを用いて殺菌効果を得たい場合には、キレイに濾過された水(精製水)で薄める必要があります。
  3. 「揮発性」の違い
    エタノールはすごく揮発性の高いアイテムです。
    そのため、拭いた後にすぐに乾いて欲しい場所に使われることも多いのですが、この揮発性はエタノールの濃度によって異なります。
    基本的には濃度が高い(原液量が多い)方が水で薄めていない分、揮発性は高くなりますので、揮発性の高さを求めるのであれば無水エタノールがオススメとなります。
  4. 「価格」の違い
    無水エタノールと消毒エタノールでは価格も異なります。
    目安としては、無水で約1000円、消毒だと無水の3分の1程度の300円程度で購入することができます。
    安さを求めるのであれば消毒エタノールがオススメです。

エタノールをトイレ掃除に活用!掃除方法

エタノールを使ったトイレ掃除の方法はとても簡単です。

基本的なトイレの掃除方法としては「エタノールを吹き掛けて拭く」だけ

便器や便座、壁、トイレットペーパーホルダーやドアノブなど、気になる場所にスプレーして拭くと良いでしょう。
また、エタノールはボトルタイプのものとスプレータイプのものが売られていますので、購入時にはスプレータイプで購入しておくと詰め替える必要もなく、すぐに使えて便利です。

エタノールはカビ掃除にも効果的

エタノールは雑菌の塊でもある「カビ」にも効果的です。
トイレの黒ずみ汚れがカビによるものの場合は、エタノールを使って掃除してしまいましょう。

エタノールを使ったトイレのカビの掃除方法

カビの掃除方法は「浸ける」のがポイントです。
カビ汚れのある箇所にエタノールをかけてティッシュ等で覆ったら、少し時間を置いてカビにエタノールを浸み込ませましょう。
こうすることで汚れが分解され落としやすくすることができます。
あとスポンジやトイレブラシ等で汚れを擦るだけです。
擦っても汚れが落ちない場合は再度浸け置きしてみて下さいね。

また、この時に使うエタノールが無水タイプの場合はかけてもすぐに蒸発してしまうため、水で薄めて蒸発しない状態にしてから使うようにしましょう。
※水の量の目安は原液の4分の1程度が「◎」

エタノールをトイレ掃除に使用するときの注意点

エタノールでトイレ掃除を行う場合にはいくつか注意すべき点もあります。

「火事」に注意する

ボトルにも注意書きが記述されていますが、エタノールは火気のあるところでの使用は厳禁となっています。
トイレを含めてキッチン等でも使う場合には十分に注意しましょう。

「使う場所の素材」に注意する

エタノールは革製品やワックス加工が施されている箇所での使用はできません。
場合によっては変色や変形等を起こしてしまう場合もありますので注意して下さいね。

「肌の弱い人」は注意する

エタノールは、消毒用として病院やお店でも用いられていますから、肌荒れが起きやすいものではありません。
ただ、肌の弱い人だとヒリヒリしてしまったりする場合もありますので、心配な場合はゴム手袋等を着用の上で使用するようにしましょう。

エタノールは掃除で活躍する反面、気をつけなければいけない点も少なくありません。
特に子供がまだ幼い場合には取り扱いに十分に注意する必要があります。
保管場所に気を配るのはもちろんのこと、使用時は特に、お子さんから目を離し過ぎないようにすることが大切です。