私立大学の学費で理系が文系よりも高い理由と学費を抑えるヒント

私立大学の学費は高いのは常識の範囲かもしれませんが、文系よりも理系、理系でも学部によって学費にかなり差があります。
もしあなたのお子さんが私立大学の医学系に通いたい、と言われたら、それなりの学費がかかることを覚悟しなくてはなりません。
そもそもなぜ理系は文系よりも高いのでしょうか。
理系でも学費の高い学部とは?
学費で家計破綻しないよう今から準備を。

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私立大学の学費、なぜ理系は文系よりも高いのか

お子さんが私立大学に入学することを希望されました。親としては、学費をどれだけ用意すればいいのか、想像もつかないかもしれませんね。

私立大学も理系と文系では、実は学費に差があります。「私立大学」と聞くだけでも、学費は高いことが予想されますが、それが理系になると、もっと学費は高くなります。

理系は、施設設備費で学費が高くなる

文系と理系の学費を比較すると、施設設備費で差が出ます。文系の方でも、理系の授業を受けたことのある方は、実験の多さに驚くと思います。その実験を行うには、設備が必要です。

その施設設備費が理系は高い。

文系は実験をする必要がない分、私立大学でも、理系ほど学費がかからないのだと思います。文系はその分、教科書を読む量が半端ないかもしれません。でも、理系は実験を行うので、施設設備費で学費がかかります。学費の全体を比較すると、やはり理系の方が施設設備費のこともあり、学費は高くなります。

医学部も学費が高いようですが、似たような理由だと思います。私立大学でも国立大学でも、理系では、施設設備費がかかる分、学費は高くなります。

私立大学の理系でも医学系の学費は桁違い

あなたのお子さんは、もしかしたら、私立大学でも、医学部に入学したいと言っていますか?そうすると、学費がかなり高くなります。理系の中でも、医学部はかなり学費が高いことで有名です。

私立大学の医学部はどこも高い

国立大学と私立大学、学費を比較すると、国立大学の方が安いです。ところが、私立大学だけでも、医学部に学費の差はあります。レベルの高い大学は比較的、学費は安い傾向があります。どうしてもあなたのお子さんが医学部に入りたいのなら、国立大学に入学するか、レベルの高い私立大学に入学し、学費が少しでも安い大学に合格して学費を節約して下さい。

国立大学の学費は比較的安い

私立大学に比べたら、国立大学の学費は安いと思います。ただし、国立大学でも、入学金はその大学がある市や県に住んでいるのかで、差が出ます。

どうしても医学部に入学したいなら、レベルの高い私立大学に入学するか、国立大学に入学を目指すべきです。そうすることで、学費を節約することができます。入学したい大学が私立大学でも、高度なレベルであれば、学費を抑えることは可能かと思います。

理系の学費が心配なら、私立大学ではなく国立大を目指しては

私立大学に通うというだけでも、学費はかなりかかります。理系だとすると、余計学費はかかります。あなたのお子さんは、どうしても私立大学の理系にこだわっていますか?同じことを国立大学でもすることができ、学費も節約できます。私立大学の理系に進学するのではなく、国立大学の理系に目指してはいかがですか?

国立大学は、理系でも学費は文系と変わらない

私立大学でも、文系と理系でかなりの学費の差はあるので、学費の面では、注意が必要です。これが国立大学になると、文系と理系では、それほどの学費の差はさほどありません。国立大学でも、医学部や薬学部では、私立にかかるような設備費用がかかることはかかります。

ですが、その費用は、私立大学に比べると、かなり安いのが現実です。 その分、国立大学でも、理系の方が若干学費は高いですが、私立大学に比べたらかなり安いです。国立大学では、数万円のレベルです。親としては、理系でも、そのくらいの学費で押さえられるなら、安心して、お子さんを大学に通わせてあげれるのではないでしょうか。

お子さんに理系は理系でも、私立大学ではなく、国立大学の理系を目指すよう、説得すべきなのかもしれません。

私立大学の学費は高額、国立大学に通う場合の全費用よりも高い

世の中の一般的な知識であるとは思いますが、私立大学の学費と国立大学の学費を比べたら、国立大学の方が学費は圧倒的に安く、多くの学生は国立大学に進学することを選ぶと思います。

国立大学と私立大学では、4年間かかる学費や費用にこれだけの差がある

文部科学省が発表した、「平成26年度私立大学入学者に係る初年度学生納付金平均額(定員1人当たり)」によると、私立大学と国立大学では、かかる学費にかなりの差があります。お子さんのこれからの進路、大学を決める際、文部科学省が発表した学費の差を目安にして話し合うべきです。その数字を比較すると、私立大学に比べて、国立大学に通った方が学費が安いことは一目瞭然だと思います。

文部科学省が発表した具体的な数字を確認し、あなたの収入と比べて、お子さんを私立大学の理系に通わせることができるか、目安にして下さい。

私立大学の理系では、大体、4年間で600万円かからないくらいが平均で、それが、国立大学の理系だと、4年間で、244万円になり、約400万円の差があります。年単位で、かなりの差になるので、私立大学に通うのを見合わせた方が良いと感じるかもしれません。

私立大学と国立大学で同じ理系で勉強する内容もあまり変わらないにも関わらず、これだけの学費の差があるのは、驚きですね。この数字を基準にして、お子さんの今後の進路にどのくらいの学費がかかるのか目安にして下さい。

上記の数値を比較したらわかりますが、国立大学と私立大学では、これだけの差が学費であるので、大学に関しては、進路は本人とよく話し合うべきです。親や本人の負担もかなり違いが出ると思います。理系でも、国立大学と私立大学、どちらに進学するのか、費用のことも含めて、お子さんとよく話し合うべきです。私立大学に通うことになるのでしたら、、奨学金もありますから、利用するべきなのかどうか、お子さんと話し合うべきです。

みんなはどうやって学費を捻出しているの?学費で家計破綻をしないためには

国立大学と私立大学を比較したら、私立大学の方が圧倒的に学費はかかります。理系でも学費の差はかなりあります。それでも、私立大学に通う方は通います。どうやって、学費の工面をしていると思いますか?

複数の仕事で収入を多くしている

私立大学に通うのですから、どんなに節約しても、支出の金額の方が高くなります。それをどう上手にカバーしているか、気になりますよね?ご両親も複数の仕事をして、収入を増やしているようです。節約するにも限度がありますから、後は収入を増やすしかないのでしょうね。

無駄を省く

将来、子供を私立大学に通わせるため、無駄を省いているご両親もいます。あなたも家計簿をチェックして下さい。無駄にお金を払っている部分はありますか?あるなら、その部分は節約し、将来のための貯金にして下さい。国立大学に通ってくれればいいですが、高校だけでも私立になるかもしれません。どちらにしろ学費はかかりますから、常に無駄は省き、節約をすることです。

上記にも書きましたが、仕事を二つ持つ方もいると思います。ちょっとした在宅ワークをして収入を増やすことも考慮すべきなのかもしれませんね。