クーラーを使用している人の中には、一体どのくらいの頻度で掃除をすれば良いのか悩んでいる人もいるのではないでしょうか。
クーラーを可動させているときに嫌な臭いがしてきたり、なかなか部屋の温度調節ができないときは掃除のサインかもしれません。
ここでは、クーラーの掃除の頻度や掃除方法についてお伝えします。正しい知識を得ることで、清潔な状態に保ちましょう。
クーラーの掃除をせずにいると、デメリットが生じることもあります。きちんとお手入れをして、快適にクーラーを使用しましょう。
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クーラーの掃除頻度は?フィルターと内部で異なる掃除の頻度
クーラーの掃除は、大きく分けて前面のフィルター掃除と、クーラー内部の掃除に分けられます。
フィルター部分は取り外して、ホコリを取ったり水洗いしたりできますが、クーラー内部は、構造が複雑なので自分で掃除するのは難しいです。
クーラーのフィルターは、きちんと掃除をしていないと電気代が高くなってしまう恐れがあります。
1日8時間使用している場合、2週間に1回は掃除が必要
自分で掃除をする曜日などを決めて、きちんと掃除しましょう。
面倒なように感じられますが、フィルターの掃除には特別な道具は必要ありませんし、時間も30分程度で終わらせる事ができます。
2週間に1度、30分頑張るだけで、電気代の節約につながります。
逆に掃除をサボっていると、クーラーの消費電力が上がるだけでなく、業者を呼んで掃除をすることになり、お金がさらにかかってしまいます。
お掃除機能付きのクーラー掃除は必要
通常のクーラーと同じくらいの頻度で掃除する必要があります。
自動で掃除されるのは、フィルター部分だけで、内部には汚れが溜まっています。
フィルター部分もすべての汚れが落とされているわけではありません。
掃除を全くしていなかったり、毎日長時間クーラーを使用している場合は、1年に1度はお掃除業者を頼まなければいけません。
クーラーの掃除頻度が少ないとどうなる?掃除しないことのデメリット
クーラーは定期的な掃除がとても大切です。
クーラーを毎日使用している場合、部屋の空気中のホコリやゴミを吸い込んで内部にどんどん溜め込んでいってしまいます。
汚れが溜まったクーラーからは、目に見えないホコリやゴミが部屋中に放出されている
クーラーの内部は結露しやすく、カビが発生している事もあります。
掃除をしていなければ、クーラーからホコリやゴミと一緒にカビも放出されてしまいます。
クーラーから放出されるホコリやゴミ、カビが原因で何らかのアレルギー症状を引き起こす場合もあります。
クーラーが汚れていると電気代も高くなル可能性がある
汚れが溜まったクーラーは、温度調節が上手くできなくなってしまいます。
そのため稼動効率が悪くなり、消費電力が増えるので電気代が高くなるのです。
掃除をサボってしまうと良い事は一つもありません。
クーラーは定期的にしっかり掃除しましょう。
フィルター掃除の頻度は1ヶ月に2回を目安に!フィルターの掃除方法
クーラーのフィルターは、2週間に1度を目安に掃除するようにしましょう。
使用頻度によっても違いますが、1ヵ月に2回は行った方が良いです。
フィルターの掃除は、慣れてしまえば簡単に行う事ができます。
- コンセントを抜いたら、柔らかい布や掃除機を使ってパネルに付いたホコリを取り除きます。
- ホコリを取ったら、フィルターを丁寧にはずしましょう。
- 平らな場所に新聞紙などを敷いて、フィルターを置き掃除機でホコリを吸い取ります。
※掃除機はフィルターの外側からかけてください。 - 掃除機である程度ホコリが取れたら、残った汚れを水洗いで取り除きます。
- シャワーなどの水圧でも汚れを落とす事ができますが、なかなか落ちない汚れは中性洗剤を使って、柔らかいブラシで優しくこすり洗いしましょう。
- フィルターを強くこすったり、熱湯をかける事はやめましょう。
- 最後に水分を拭き取って、直射日光の当たらない場所で乾燥させます。
- フィルターをクーラーに装着したら、仕上げに30分程度送風運転を行って、完全に水分を飛ばしてください。
水分が残っているとカビが発生してしまうので、最後の仕上げまでしっかりと行いましょう。
クーラー全体の掃除は専門業者にお願いすると安心
クーラーの掃除で、素人ができる事は、フィルターの掃除と手が届く範囲のホコリを落とす事くらいです。
無理に奥まで掃除をしようとすると、クーラーを故障させてしまう事もあるので、注意しましょう。
クーラーの内部まで全体を綺麗にしたいなら、クーラー掃除のプロにお願いするしかありません。
- 一度しっかり綺麗になれば、その後のお手入れがラクになるので、クーラー全体の汚れが気になったら、お掃除のプロを呼びましょう。
- お掃除業者選びに悩んだら、まずはホームページを確認して、その業者の雰囲気や設定価格を調べましょう。
- 電話番号や住所などの情報がきちんと記載されているかどうかも見ておきます。
ホームページである程度情報を得たら、実際に見積もりや相談をしてみる
その時に、業者の対応をしっかりチェックしておきます。
質問に的確に答えてくれるかどうかを気にしておくと、きちんとした知識を持っている人なのか確認する事ができます。
ある程度良いかなと思っても、すぐに決めてしまうのではなく、他の業者とも比較してみると良いでしょう。
フィルター掃除は自分で・内部の掃除は業者に依頼でエアコンを綺麗に
クーラーの掃除を業者に頼むと、1台当たり平均で1万円程度の値段がかかってしまいます。
家に何台もクーラーがある場合、相当な金額がかかってしまいます。
自分でできる掃除は自分でやって、業者に頼む頻度をできるだけ少なくするように努力しましょう。
フィルターや外側のカバーなど、専門知識がいらない部分の掃除をきちんと定期的にやっていれば、業者に頼む頻度は格段に少なくなります。
内部の汚れが気になりだし、業者に掃除を頼む場合は、夏が始まる前か夏が終わった後に頼むのがおすすめです。
たくさん使う前に大掃除するか、たくさん使った後に大掃除するのが良い方法です。
春や秋のシーズンは、お掃除業者が低価格キャンペーンをやっている事も多いので、値段を安く済ませられる可能性もあります。