節約できる献立は一人暮らしにオススメ!簡単にできるコツを紹介

節約できる献立を考えることができれば、一人暮らしの食費の節約ができるでしょう。
しかし、いざ献立を考えようとすると時間がかかってしまったり、結局は食材を無駄にしてしまったりと節約にならない場合もあります。

そこで、一人暮らしの食費を節約するための献立を考えるコツや簡単にできるオススメなレシピなどをお伝えしていきましょう。

これで、一人暮らしの節約のコツがわかれば、食材を無駄なく使えて、料理が苦手な人でも簡単に献立を考えられるようになるでしょう。
ぜひ参考にしてみてください。

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節約できる献立に使える一人暮らしにオススメな食材とは

食費を節約するためには、節約食材を使いこなすことが大切です。
たとえば、一汁三菜の食事を自炊するのであれば、三菜のうちの一品はメイン料理になりますので、しっかりお腹に溜まるものを用意したいですが、残りの二品まで豪華にするのはなかなか難しいですよね。

一品料理が多くなると、どうしても肉や魚などの高価なものを大量に使うレシピになってしまうので、一人暮らしの場合でもおすすめなのは副菜が付いた食事を摂ること。
食べる品数が多ければ多いほど、一品ずつの量は少なくて済むので、メインの肉や魚も少量ずつ使うことができて節約につながります。

まずは、節約食材を確認していきましょう。
これらの節約食材は、冷蔵庫に常備しておくだけで、簡単な節約献立をいくつも用意できますよ。

一人暮らしにおすすめの節約食材リスト

  • もやし
  • きのこ類
  • ニラ
  • きゅうり
  • 納豆
  • 豆腐(絹、もめん、厚揚げなど好きなもの)
  • 油揚げ
  • 鶏むね肉
  • ひき肉
  • 冷凍うどん
  • 乾麺

これらの節約食材は、賞味期限内に食べ切れる量のものを冷蔵庫にストックしておきましょう。全て揃えても、1000円~1500円位で購入できる食材のリストになっています。

使い切るまでには一週間程度かかりますから、メインになる食材を買い足したとしても、一週間で3000円~4000円に抑えられる計算になります。

一人暮らしの節約献立のコツは簡単に料理ができて使い切りができること

自炊をする時に、食費を無駄にしてしまう一番の原因になるのが、使いきれなかった賞味期限切れの食材や、傷めてしまった野菜などの廃棄ですよね。せっかくお金をかけて買ってきた食材も、食べること捨ててしまったのでは、ゴミ箱にお金を捨てているのも同然のことです。
買い物に行くと、ついついまとめ買いをしてしまって、あれもこれも手にとってしまうのですが、自分が使い切れる量を把握していない時期には、私も冷蔵庫の食材の半分近くを廃棄してしまうことがありましたので、食費の節約の為に始めた自炊も、これでは本末転倒で、結局は外食やコンビニ弁当に頼ってしまう生活に引き戻されてしまいます。

節約献立の自炊を維持するためには、買ってきた食材を使いやすいように、そして傷みにくいように下ごしらえしておくことが大切になります。

使いやすいように切ったり、小分けにしたりすることで、毎回の調理の時間も短縮することができますし、食材ごとの傷みにくい保存方法を知ることで、廃棄になる食材を減らすことができるので、多少の手間は惜しまれません。

食材によって下ごしらえの方法が違うので、いくつか紹介します。

  • もやし
    もやしは袋から出して軽く水洗いをしたら、タッパーの中に入れ、もやしが浸るくらいの水を入れて密閉して冷蔵庫で保管します。タッパーの中の水を毎日取り替えることで、シャキシャキした新鮮な状態で日持ちさせることができます。
  • きのこ類
    きのこ類は、洗ってしまうときのこの栄養が流れてしまうと言われているので、基本的には洗わずにそのまま使いますが、汚れが気になる方は、水で濡らしたキッチンペーパーなどで表面を軽く擦って汚れを落として下さい。きのこは冷凍することで香りが強くなり、栄養価もアップすると言われていますので、軸を取り除いたら、使いやすい大きさに手で裂き、冷凍用の保存袋に入れて、冷凍庫で保管するのがおすすめです。
  • 油揚げ
    一人暮らしだと、賞味期限までになかなか使い切れない油揚げ。
    小さく切って冷凍用保存袋に入れて冷凍しておけば、凍ったまま味噌汁などの具に使えるので、便利ですよ。
  • 肉、魚類
    肉類は、調理一回分ずつに小分けにしてラップで包み、冷凍しておきましょう。
    献立が事前に決まっている場合には、合わせ調味料に漬け込んで下味調理を済ませてから冷凍しておくと調理がラクになりますので、唐揚げのタレ、塩麹漬け、さば味噌のタレなどを事前に塗り込んだ状態で冷凍する半調理冷凍がおすすめです。
    ひき肉は、玉ねぎなどと混ぜて、たねを作ってから冷凍しておけば、ハンバーグや肉団子がいつでも簡単に調理出来ますね。

  • 凍った卵を半分に切ってからフライパンにのせれば、小さな目玉焼きがつくれます。卵10個で20個の目玉焼きが作れるので、究極の節約レシピになりますし、小さな目玉焼きはお弁当にも便利ですよ。

一人暮らしの食費を節約できる簡単献立レシピを紹介

それではさっそく、節約献立のレシピを紹介していきます。
まずは、主食になる献立を紹介しますね。

一人暮らしの食費を節約できる親子うどん・親子丼

【用意するもの】

  • めんつゆ
  • 冷凍うどん
  • 鶏むね肉

【作り方】

  1. 鍋にめんつゆを沸かします。
  2. 鶏胸肉を入れて火を通しましょう。
  3. 溶き卵を2に入れて、かけ汁は完成です。
  4. 冷凍うどんを電子レンジで加熱し、3をかけたら出来上がりです。

めんつゆの量を少なくして1~3をすれば、親子丼の具にもなりますよ。

節約ペペロンチーノ

【用意するもの】

  • パスタ
  • オリーブオイル
  • ニンニク
  • 鷹の爪
  • 好きなきのこ類
  • 塩こしょう
  • ブラックペッパー

【作り方】

  1. フライパンにオリーブオイルを熱し、弱火で2~3分ニンニクのみじん切りを香りがでるまで炒めたら、輪切りにした鷹の爪も加えて炒めます。
  2. フライパンまたは鍋に、水2リットルと塩大さじ1強を入れて沸騰させ、パスタを1分程度短めの茹で時間に設定して茹でます。
  3. 1のフライパンに、きのこ(しめじ、えりんぎ等)、冷蔵庫に用意があれば、ベーコンやウインナーなどの肉類を加えて炒め(他にも好きな具材があれば入れましょう。)、パスタの茹で汁、塩コショウで味を整えます。
  4. 2で茹で上がったパスタを3のフライパンに投入して1分弱混ぜたら、節約ペペロンチーノの出来上がりです。

おかずを作り置きして冷凍保存しておけばお弁当にも使えて便利

一人暮らしだと、なかなか料理をする時間がゆっくりとれませんが、時間がある日には、作り置き食材を作っておくと、献立の品数を増やすのに役立ちます。

冷凍できるものは、作って冷凍しておけば、そのままお弁当に入れることもできますし、前の日の夜から冷蔵庫に移して置けば、朝ごはんのおかずにすることもできますね。

ここでは作り置きおかずを何品か紹介します。

もやしのナムル

【用意するもの】

  • もやし
  • いりごま
  • ごま油
  • 鶏ガラスープの素

【作り方】

  1. もやしをレンジで2分間蒸します。
  2. 熱がとれたら、もやしを絞って水気をきり、他の調味料と合わせましょう。

厚揚げとニラのオイスター炒め

【用意するもの】

  • 厚揚げ
  • ニラ
  • ひき肉
  • オイスターソース
  • 塩コショウ

【作り方】

  1. フライパンに油を引き、ひき肉を炒めます。
  2. ひき肉の色が変わったら、一口大に切った厚揚げを入れて一緒に炒め、塩コショウを軽く振りかけます。
  3. ニラを入れて炒めたら、オイスターソースを入れて味を整えましょう。
節約食材の中から作れる作り置きおかずを紹介しましたが、買う食材によって作れるものも様々です。
定番の「きんぴらごぼう」や「煮物」などは、小分けにして冷凍しておけば沢山作っても余すこと食べることが出来ます。
簡単にできるだし巻き卵も、沢山作って毎日の朝ごはん用に作り置きしておいても良いですね。

一人暮らしの節約のコツは楽しくムリなく続けること

節約食材のローテーションが上手くできるようになったら、買い物の際に安く仕入れられる食材をプラスして、献立のバリエーションを増やしてみましょう。

「今日は魚が安いからホイル焼きにしよう。」
「野菜が安いから鍋を作ってみよう。」
など、安い食材を見つけるとパッと献立が思い浮かぶようになると、自炊を楽しめるようになりますね。

節約のコツは、楽しく続けることです。

節約をしすぎて、いつも同じメニューになってしまうと、食べ飽きてしまい、外食などの高カロリーなものに走ってしまいます。
外食をすると、一気に食費がかさみますので、自炊を続けられるように、無理をしない献立を作ってみましょう。

たまには自宅焼き肉や、お刺身などの豪華な献立で自分にご褒美を与えるのも大切です。節約する所と、我慢しない所を自分なりに決めて、一人暮らしの節約生活を楽しんで下さいね。