幼稚園や学校で、新学期になると雑巾が必要というところも多いと思います。忙しくて雑巾は、いつも100均で買っているという方も多いと思いますが、自宅に古いタオルがあるという方は、それを使って雑巾を作ってみませんか?
そこで、ミシンで作る簡単な雑巾の縫い方についてご紹介します。雑巾は、ミシンがあまり得意ではないという方でも簡単に作ることができるので、気軽にチャレンジしてみましょう。
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ミシンで作る雑巾の縫い方、古いタオルは吸収性も抜群
要するに、買ったばかりの雑巾は、タオル同様、吸水がそれほどよくないのです。一度洗って水通しをしたほうが、吸水が良くなります。
出来れば雑巾の用途を考えると、使い古しのタオルで作るのがベストです。
昔は雑巾と言えば、刺し子のようによく手縫いで作りました。布を重ねて、縫い合わせることで、補強され丈夫になる雑巾。
もちろん、現在も手縫いは雑巾の基本ですが、時間がないのであれば、ぱぱっと古いタオルを利用してミシンで雑巾を作ってしまいましょう。
では早速、ミシンで作る雑巾の縫い方を見ていきましょう。
ミシンで作るタオル雑巾の縫い方
ミシンでタオル雑巾を作ってみましょう。
タオル雑巾の縫い方
- まずはフェスタオルの端の部分の硬い部分をカットします。ここをカットすることで、乾きやすくそして絞りやすい柔らかい雑巾になります
- 次にフェイスタオルを半分に折り、折ったところでカットします。同じ大きさのものが2つできます。
- 2つ出来たものを、切ったところが合うようにそれぞれ半分に折りましょう。
- 切った部分の横1センチ程度内側を、真っ直ぐにミシンで縫います。ざっくりの目でかまいません。
- 筒状になった物をくりんと表に返しましょう。縫い目が中に来ると思います。
- その状態で、長方形になったタオルの周りの内側1センチ程度をぐるりと囲むように一周してミシンがけしましょう。
- スタート地点までもどったら、次に中を縫います。先程縫って囲まれた長方形中にリボンの形を描くように、対角線の角から角へそしてもう一度真っ直ぐ縫い、次に反対の対角線の角から角へ、そして最後にスタート部分に戻るように縫ってください。長方形の中にXを縫うイメージです。
以上が雑巾の縫い方です。
タオル雑巾にループが必要な場合のミシンの縫い方
白い雑巾が指定の場合でも、紐の色を変えてあげるだけで、目印になったりします。
ループの紐は、何も手芸用の丸紐でなくても構いません。平たい綾テープなどでもいいですし、可愛いラッピングについていたリボンでも良いでしょう。
端を縫う時に半分に折った紐を挟み込んで縫いましょう。その時のポイントとしては、紐の部分は、今後かけるのに使うことを意識して、少し丈夫にしておくことです。
紐を挟んだら、その分は、何度か往復して、返し縫いしておきましょう。
雑巾に名前をつける方法
端の硬い部分を切ってしまったのですから、タオル面のボコボコした部分に書かなければなりません。
こんな方法を使えば簡単に雑巾に名前を書くことができる
おすすめの方法を紹介します。
- アイロンシール
名前用のアイロンシールは100円ショップでも購入できます。洗濯OKな物を選んで、アイロンでお名前タグを雑巾につけましょう。そこに名前を書けば、苦労することなく名前付き雑巾の完成です。 - 古布
布の量は、ほんの少しで構いません。適度な大きさに切って、名前を書きます。無地のものがよいでしょう。それを雑巾に縫い付けるだけです。薄い色の無地のリボンを適当な大きさに切って名前を書き縫い付けるという方法もあります。
雑巾にするタオルの厚さにも注意
厚ければ、ちょっとくらい荒く扱っても破けにくいという利点もありますが、どうしても厚い古タオルしかない、これで雑巾を作りたいというのであれば、ミシンで縫う際、少し大きめな目で縫うことをおすすめします。
逆に、使いすぎて薄くなりすぎたタオルで雑巾を作るというのもおすすめできません。雑巾は汚れた物を拭いたり、掃除したりする為に使います。優しく扱うものではないので、薄すぎるとすぐにだめになってしまいます。
できれば、程度に使い古したタオルがよいでしょう。
まとめて何枚か作っておいて、汚れ過ぎたり穴があいたら取り替えるというのが衛生的にもよいでしょう。