ステンレス鍋を空焚きしてしまって変色!なんてことありますよね。一見大丈夫そうに見えたのに、よく見ると虹色や茶色に変色していることも。
そこで変色してしまったステンレスの鍋は、どうしたら良いのか?変色を元に戻す方法について紹介をいたします。
また変色は空焚き以外が原因の場合もあります。原因をしっかりと見極めて、汚れ予防に役立ててくださいね。
スポンサーリンク
関連のおすすめ記事
クーラーの掃除頻度を解説!フィルターと内部の掃除で清潔を保つ
クーラーを使用している人の中には、一体どのくらいの頻度で掃除をすれば良いのか悩んでいる人もいるのでは...
黒カビを綺麗に除去!ゴムパッキンのカビ掃除方法とカビの予防法
浴室のゴムパッキンに黒カビが発生してしまうと、掃除をしてもなかなかカビを綺麗にすることができずに困る...
五徳の掃除はつけ置きがおすすめ!つけ置き掃除方法を紹介します
五徳の掃除はつけ置きが楽ちん!五徳についてしまったベタベタや頑固なコゲなどはこうしてつけ置きをすると...
スポンサーリンク
ステンレス鍋が虹色に変色!空焚きが原因の場合の対処方法
一番はキッチンから離れないことが良いのですが、日々生活をしていると料理以外にも多くの家事がありますから、それも難しい場合があると思います。
鍋を空焚きしたことが原因による対処法には様々な方法がありますが、最もオススメなのは、どこのご家庭にもある「お酢」を使った対処法です。
お酢を使えば、気軽に鍋を傷つけることなく、鍋の変色を元通りにすることができるのです。
それでは実際に行う手順をご紹介します。
- まず初めに、ステンレス鍋の中に水とお酢を1対2の割合で入れて、火にかけます。
この時火は弱く設定し、沸騰しすぎて蒸発してしまわないように注意して下さい。 - 4~5分程度火にかけかたら、鍋に水を足して火傷しない程度に冷ましてから、スポンジ等で優しく擦ってみます。
- 変色が元通りになったらしっかりと乾かして完了です。
またこの時、酢の量を多めにすると効果的なようですので、試してみて下さい。
ステンレス鍋の変色は空焚きが原因?様々な変色について
ステンレス鍋が変色する原因には様々なことが考えられ、一概に「空焚き」が原因とは限らないのです。
原因を見分けるポイントは「色」です。
変色した鍋の色を見極め、変色の原因を突き止めましょう。
まず1つ目は、茶色に変色した場合。
この場合は鍋の空焚きが主な原因となっています。
空焚きによる変色が重症化した場合には、鍋の表面も変色することがあるようです。
2つ目は様々な色が混じって色彩豊かに変色しているような場合です。
この場合の主な原因は、料理した食材を鍋の中に長期間入れることによる色素沈着です。
最後に3つ目は、黒く変色した場合です。
料理後に鍋が黒く変色した場合の原因としては、食材を煮込むことによって出る成分とステンレス鍋の成分が混ざり合ったことが考えられます。
食材の中にはアク抜きなどの下処理をしてから調理する食材もありますから、こうした場合にステンレス鍋で行うと、鍋が黒く変色する場合があります。
ステンレス鍋の空焚きでついた変色の落とし方について
ステンレス鍋を空焚きしたことで変色してしまった場合の対処法にはお酢以外にもあります。
ステンレス専用クリーナーを使った対処法
鍋の変色がひどい場合には、お酢を用いても落ちない場合があります。
その場合には「研磨効果のある専用のクリーナー」がオススメです。
専用クリーナーを使って変色を落とす方法としては、ステンレス専用クリーナーを変色した箇所に塗って、固めのスポンジで擦るだけです。
もし、これでも落ちない場合には、変色した汚れを一度ふやかす(鍋で水を沸騰させる等)の作業を行ってから、再度専用クリーナーとスポンジで擦ってみて下さい。
場合によってはつかない場合もあるかもしれませんが、もし、お気に入りの鍋などでどうしても傷はつけたくない!という場合には、他の方法をオススメします。
ステンレス鍋を長く使用するための汚れ防止方法
汚れの防止方法としては、「使用後の鍋はすぐに洗うこと」「収納の際にステンレス鍋に他の鍋を重ねないこと」の2つが大切です。
ステンレス鍋に限らず言えることですが、鍋は長い期間食材を入れっぱなしにしていると、食材のアクや油等が原因で変色してしまう場合があります。
そのため、使い終わった鍋はその都度洗うことが、大切となるのです。
一方で「ステンレス」は他の金属と混ぜ合わせて作られた「合金」です。
ただ、元となっているのはあくまでも「金属」であり、金属には錆びた場合に他の金属に移る特性があります。
ですので、収納の際には錆びている箇所がある鍋とステンレス鍋を一緒に収納するのは、避けることが大切なのです。
基本的に、ステンレス鍋を収納する際には、別の場所で「単体」で保管し、他の鍋と一緒に収納しないようにすると良いでしょう。
そのため、空焚きを防ぐのはもちろんのこと、こまめな汚れもその都度落とすように心がけましょう。
鍋の黒ずみが変色ではなく、焦げ付きによる場合の対処方法
鍋に黒ずみができたしまった場合には「重曹」で落とすことができます。
対処方法は簡単です。
まず初めに鍋に水と重曹を適量ずつ入れます。
そのまま鍋を沸騰させ、少し時間をおいたら粗熱が取れるのを待ちます。
後は鍋の中を擦って黒ずみを落とします。
ナチュラル洗剤である重曹は、様々な掃除に活用できるのはもちろんのこと、こうした鍋の黒ずみにも大活躍します。
鍋の黒ずみは、毎日料理をしていれば自然と起こる現象でもありますので、重曹を1つ用意しておくと便利かもしれませんね。