ゆりの花は大きくてとっても華やかです。中でもカサブランカは一層存在感があり、お家に飾ると雰囲気まで変わるように感じます。
しかしカサブランカやゆりを飾った際に、花粉に困ったことはないでしょうか。知らず知らずのうちに床やカーペットに花粉が落ちていたり、時には洋服についてしまうことも。
実はカサブランカの花粉は厄介なことでも知られており、落とし方にはコツや注意点が存在します。ここではカサブランカの花粉の落とし方や、絶対にやってはいけないNGな方法についてもご紹介をしています。
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カサブランカの花粉が洋服についたら?最も簡単な落とし方とは
カサブランカの花が開き、花粉が洋服についてしまうことがあります。慌てて手で払ってみても、キレイに払い落とすことはできません。
花粉を手っ取り早く落とすのに便利なのがガムテープ
ガムテープのベタベタする方を花粉の上にそっとあて、花粉だけをガムテープにくっつけて取り除きます。
ガムテープを押し付けてしまうと繊維の中に花粉が入り込み、シミになってしまいます。シミになると落とすのが難しいため、そっと花粉にあてるようにしてください。ガムテープは花粉が少しでもついた面は使わないようにし、必ず花粉のついていない新しい部分を使います。
カサブランカの花粉、掃除機を使った落とし方について
カサブランカの花粉は掃除機で吸い取ることもできます。
取り付けた布を花粉に軽く押し当てるようにして使います。
掃除機で花粉を吸い取る
掃除機のパワーは最初は弱めで使ってみてください。弱だとキレイに吸い取ることができない場合は強にしてみます。洋服の生地の場合は掃除機をあてることで少なからずダメージを与えてしまいますので、大切な衣類には気をつけてくださいね。
カサブランカの花粉の落とし方で最もNGな方法
花粉が洋服についてしまったり、絨毯の上に落ちているのを見たら手でパンパンと払って落としますよね。
花粉がついたばかりで繊維の中に入り込む前なら、払って落とすことができそうです。
カサブランカをはじめ「ゆり」の花粉は粘着性がありベタベタしている
手で払っても花粉を落とすことはできず、花粉のシミを更に広げてしまうことになります。また、手の油分や汗によって、花粉をより繊維の中に入り込ませてしまう可能性もあります。
カサブランカの花粉を水拭きして落とそうとしても、なかなか落とすことができないどころか、更に汚れを広げてしまう場合がありますので注意が必要です。水を使うことで花粉が繊維の中に入りこんでしまうのためです。
カサブランカの花粉付着の防止方法
カサブランカをつぼみの状態で飾ったときは、開きはじめた時にすぐに花粉を取り除いておきましょう。とり方はとても簡単です。
雄しべを指でつまんでそのまま引っ張れば、スルッと簡単に取り除くことができる
花びらが開いてしまうと、花粉を取るときに飛散して花びらを汚してしまったり、カーペットや洋服に花粉がついてしまう場合があります。カサブランカを飾ったときは毎日状態をチェックし、花びらが開きはじめるタイミングを逃さないで雄しべを取り除いてください。
雌しべも同様に取り除いておくのをおすすめします。
雌しべには蜜が含まれていますので、アリが寄ってきたり蜜が垂れて下に落ちてしまうことがあります。雌しべも取り除いておくと安心です。
染み抜き剤を使用して花粉を取り除く方法
カサブランカの花粉がシミになってしまったときは、水洗いをしても簡単に落とすことはできません。しみ抜き剤を使って落とす方法がありますのでご紹介します。
まずは掃除機
ヘッドを外し、ホースの先端に布をかぶせて輪ゴムで固定してください。花粉のシミの上から掃除機で表面の花粉を吸い取ります。弱で使ってみて、生地の状態を見ながら強にして使ってみてください。
次に使うのがベンジン
ベンジンは薬局やホームセンターなので購入することができます。
まず、花粉がついた生地の下にタオルを置いてください。
生地の下にタオルを敷いたら、布にベンジンを染み込ませ、花粉の上から軽く叩いていきます。トントンと叩いて花粉のシミを下のタオルに移していきます。シミがなくなるまで続けてみてください。