花束は花瓶に輪ゴムのままで良し!楽しみ方や長持ちさせるコツ

貰った花束を花瓶に生けるとき、花をまとめている輪ゴムは外した方がいいのか悩みませんか?せっかくキレイに束ねられているのに、輪ゴムを外してしまうと自分でキレイに生けられるか心配になります。

そこで、花束を花瓶に生けるときの輪ゴムの処理や長持ちさせるコツなどについてお伝えしていきましょう。

せっかく頂いた花束だからこそ、できるだけ長持ちさせて楽しみたいですね。
花の長期保存についても紹介していますので、ぜひそちらも参考にしてみてください。

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貰った花束を花瓶に生けるときは輪ゴムをつけたままで良し

普段から部屋にお花を飾る習慣のない方にとっては、キレイな状態の花束をなるべくそのまま飾りたいですよね。

しかし、茎を輪ゴムでまとめたままでも良いものかわからず、輪ゴムを外してしまったは良いものの、上手く花瓶に生けられる自信もなく、なんとなくそのまま輪ゴムを外さずに生けてしまっているという方も多いのではないでしょうか?

輪ゴムを外さなくても「水切り」は必要

輪ゴムを外しても元通りにバランスよく生ける自信のある方は、もちろん外してしまってもかまいませんが、どちらにせよまずは水切りという作業を行う必要があります。

花束のラッピングを外したら、バケツや桶などに水を張ります。

花束をまとめて片手に持ち、茎の部分を水に浸けた状態のままで、茎を1本ずつ斜めにハサミで切ることで、水の吸い上げを良くする効果があります。この作業がいわゆる「水切り」です。

輪ゴムのまま飾る時は、毎日水を換えるタイミングで、輪ゴム付近のぬめりもキレイに洗い落とす

花を長持ちさせることにつながります。はじめの時点で輪ゴムの縛り方がきつすぎると感じる時は、少し緩めてから生けると良いでしょう。

花束の花が枯れてきたら輪ゴムを外して花瓶に生けましょう

花束に使われるお花の種類はさまざまですので、一週間以上も美しいまま咲いている花もあれば、中にはわずか数日でしおれてしまうものも。枯れてしまった花をそのままにしていると、水が腐る原因にもなりますので、毎日の水換えの時によく観察して、その都度取り除いておきましょう。

花が枯れてきたら輪ゴムを外して生け替える

花束の茎を輪ゴムで結んだままにしていると、どうしても結ばれた部分に雑菌がつきやすくなるため、一部が枯れてきた時点で輪ゴムを外すことをおすすめします。

花が少しずつ減って来るとバランスが悪くなってくるため、はじめのように水切りを繰り返しながら、小さめで丈の低い花瓶などの生け替えることで、より長く楽しむことができます。

ボリュームのある花束であれば、早い時点で2つに分けて飾るという方法もありますし、最後はガラスのコップや一輪挿しに生けてテーブルに飾るのも素敵ですね。

輪ゴムを外した花束は花瓶を変えて生け方を楽しむのもおすすめ

輪ゴムをした状態の花束をそのまま花瓶に生けただけだと、たしかにまとまりは良いのですが、すこしもったいない気もします。もしも輪ゴムがきつめに縛ってある場合は、少し縛り方を緩めてから、花束全体を広げるようにしてボリュームを出してから飾ることで、だいぶ印象が変わってきます。

花が枯れてきたら、別の花瓶に入れ替え最後まで楽しむ工夫をしましょう

花を生けるのは、何も花瓶でなければいけないということはありませんので、手持ちの細めのグラスなどに元気な花だけを短めに切って飾るのもかわいらしいですよ。

花束に使われることも多いガーベラですが、まだ花は咲いている状態でもポッキリと首折れしてしまうことがよくあります。そんな時は、折れた部分で切り取ってから、浅いガラス製の小鉢などに水を張ったところに浮かべて、最後まで楽しむのもおすすめです。

花束を長持ちさせるためには水換えが大切

せっかく貰ったキレイな花束も、ただ花瓶に飾っただけではすぐにしなびて枯れてしまいますので、やはりそれなりにお手入れは必要です。お花にあまり詳しくない人でも、これだけはやっておいた方が良いという、お花を長持ちさせるコツについて、簡単にまとめてみたいと思います。

花束を長く楽しむためにするべき事

  • 不要な葉を取る
  • 花瓶に合わせて茎の長さを調節する
  • 毎日の水換え

水に浸かってしまう部分の葉っぱは腐りやすいため、はじめの段階で取り除いておきます。茎がなるべく真っ直ぐになり、なおかつ重みで花瓶が倒れたりしないように、水切りのタイミングで丈を切り揃えましょう。茎の一番先の部分をマメにカットすることで、水を吸い上げやすくなります。

毎日水を換えるタイミングで、枯れた花や腐った葉っぱなどがないかどうかよく確認しましょう。水で洗って茎のぬめりを取り除くのもお忘れなく。

大切な花束をずっと楽しむための保存方法とは

どんなものでも、美しさを永遠に保つのはなかなか難しく、それは花束にも同じことが言えます。花束の美しさを楽しんだあとは、また別の形で花を長く飾ることもできます。

花束の保存法としては、昔からドライフラワーや押し花にするという方法が一般的でした。私も子供の頃に、母と一緒に押し花で本のしおりを作った経験がありますし、実家では今でも、壁にドライフラワーが吊るされています。

このように、どちらも素人でも簡単に作ることができますが、あまり湿度の高くない時期のほうがより乾燥を早めることができます。

プリザーブドフラワーに関しては、特殊な加工を施す必要があるため、素人が気軽に行うのは難しいと言えますが、花束の代わりに市販のプリザーブドフラワーを贈るのも喜ばれるでしょう。

キレイにラッピングされた花束は、帰宅したらすぐに水に浸けてあげることが大切です。愛情を注いで長くキレイに咲かせてあげたいものですね。