大根は、お味噌汁や鍋など、さまざまな料理に大活躍する野菜のひとつです。
しかし、包丁の扱いにあまり慣れていない時は、皮むきに苦戦する人も少なくありません。
ここでは、大根の皮が上手に向けるコツや、包丁以外で出来る皮むきの方法、また他にも野菜の皮むきに関する事柄についてご紹介しますので、是非参考にしてみてください。
スポンサーリンク
関連のおすすめ記事
残った肉じゃがのお弁当への入れ方は汁気に注意!コツを教えます
夕食のために作った肉じゃがが余ると、翌日のお弁当に入れようかと考える人も多いでしょう。しかし...
やかんに麦茶を入れっぱなしにするのはNG美味しさは半減します
やかんで麦茶を作ることも多いと思いますが、麦茶の美味しさを最後まで絞り取ろうと、長時間入れっぱなしし...
スポンサーリンク
大根の皮むきをする時の基本的なコツ
一本のまま皮をむくのはまず無理ですよね。
まず、皮をむく時は包丁の刃の真ん中より下の部分を主に使って皮をむきます。これは皮をむく時に入れる力が下の方が掛かりやすいからです。また、下の方の刃を使う事によって安定感が増し、より力を入れやすいからなのです。
安定して皮を剥くことが出来る幅は大きくても5センチくらいまで
それ以上あると大根を持つのも苦労しますので、自分が持てる幅を把握して切る様にしてください。
料理人は難しい剥き方も簡単にしていますが、料理人だからできる事です。
最初は薄くむくのも難しいもの
最初は包丁の刃を大根に斜めに入れて大根を左手で持って、右手の親指に力を入れて押し出すように刃を進めていくようにしてください。
薄くむきたいときは、刃を下に向けるのではなく少し上にしながら親指で押さえて進めていくようにすると薄くむくことができます。
大根の皮むきが上達したら、桂むきにもチャレンジしよう
皮むきが慣れてきたら、今度は桂むきも挑戦してみましょう。
桂むきは、薄く大根をむく事
上手になるとかなり薄くむく事ができるようになるので、薄くむいたら是非お料理に活用してみましょう。
桂むきを行うときは、まずは皮をむき、その後で大根を薄くむいていくのですが、大根は皮に行けば行くほど繊維っぽくなっています。繊維が多い状態で桂むきを行うのはとても難しいので、初めの皮むきの時に少し厚めに皮をむいて繊維を少なくしておく必要があります。
桂むきは少しずつ刃を動かしながら薄く剥く
この技術は始めたばかりの方には難しいので最初から薄く剥こうとせずにまずは長く繋げて剥く事を意識して、長く剥けるようになったら、今度はすぐ切れても良いので薄く剥く事にチャレンジしてみると良いのです。
大根の皮むきを包丁なしでする方法とコツ
大根は包丁がなくても指でむけることは知っていますか。最初は爪楊枝などで切り目を入れて一気に指でむいていくのです。
大根一本まんまの皮をむくことはできないので、自分が使いたい幅に大根を輪切りにして、皮と繊維が分かれている場所まで爪楊枝などで線を入れます。そして親指を挿しこみ親指を押し付けならら大根を回して皮をむきます。
繊維部分からはがすので綺麗にとる事ができます。
繊維部分には少し水分が含まれている為、皮と綺麗に分かれて取れるのですが、これが出来るのは新鮮なうちだけですので、少ししなびてきている場合は包丁で皮をむくようにして下さい。
大根以外の野菜の皮むきコツ
大根以外の皮も簡単にむく方法があります。
じゃがいも
新じゃがに限りますが、しっかり洗ったあと、スプーンやフォークの縁を使ってそぎ落とすように使えば綺麗に向くことができます。
包丁でむくよりも実をそぎ落とさずにむくことができるので無駄なくできます。
なす
レンジで加熱した後で熱いまま爪楊枝でむくことができます。
レンジで加熱することで水分が出て爪楊枝を実と皮の間に入れて滑らせることで一気にむくことができるのです。
レンコン
皮が非常に薄い為、アルミホイルを丸めた物で擦るだけで皮をむくことができます。
同様に、ゴボウもむくことができます。他にもアルミホイルでむける野菜があるかもしれません。試してみると良いですね。
野菜を皮むきをした後の活用術についてご紹介
野菜の皮をむくと以外に廃棄する量が多くてびっくりすることがあります。この廃棄する野菜の皮や先の部分の使って、美味しいスープを作ってみませんか。
野菜の捨てる部分であっても、皮が一番栄養価が高いと言われている野菜や、風味や香りが良くなる食べられない皮部分のなどもあるため、スープのダシとして使用する事でしっかり活用できます。
玉ねぎの皮などは、食べられずに捨てるだけですが、これをスープにすると色も良くなりますし、香りがとてもよくなります。
大体5種類くらいの野菜くずを使うと味にバランスと深みがでるスープの素を作る事ができ、このスープの素を使ってポタージュを作ったりすると良いですよ。