ポリエステルの特徴は暑いだけではありません!速乾性はNO.1

ポリエステル素材の洋服は着ると暑いという特徴があるから夏には向かない…誰でもそう聞いたことがあるのではないでしょうか。

しかし、ポリエステルにはいろいろな種類があるので、速乾機能がついたものを選べば夏に着ても快適に過ごすことができるのです。

今回は、ポリエステルの特徴について詳しく説明します。汗をかきやすい人ほど夏はポリエステルが向いているとも言えるでしょう。

ただ、ポリエステルには汗臭くなりやすいというデメリットがあります。洗い方についてもご紹介しますので、夏にポリエステルを着る時には臭い対策もするようにしましょう。

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ポリエステルの特徴と暑いと言われる理由について

ポリエステルの特徴

  1. 吸湿性はない
    ポリエステルは石油が原料となった繊維で、シワになりにくく型崩れしにくいのが特徴です。ただしっかりしている分風通しが悪く、吸湿性はあまりありません。ポリエステルの服を着ていると蒸れる、暑いと感じるのはそのためでしょう。このことから暑い夏にはあまり向かないといわれています。しかし吸湿性が低い分、速乾性が高いのも特徴です。
  2. 速乾性が高い
    「吸水速乾」「吸汗速乾」の機能で売られている服は、汗などの水分を衣服の外に素早く発散させてくれ、衣服内をドライな状態に保ってくれます。この服の繊維はポリエステルがよく使われています。汗をかいてもポリエステルの繊維は水分を吸わずすぐ乾くことから、べたつかず快適に過ごすことができるのです。
  3. 耐久性がある
    洗濯やアイロンを繰り返してもOKな、丈夫な繊維なのが特徴です。また反発性がありぷるぷるしている繊維なので、シワになりにくくアイロン嫌いさんにもぴったり。破れや、洗濯時の型崩れも少ないです。

ポリエステルの種類によっては、暑い夏でも快適に過ごせます

暑い夏には向かないといわれているポリエステルですが、種類によっては綿や麻素材よりも快適に過ごすことができます。

通気性は生地の織り方によって体感が異なり、平織りのポリエステルの服は通気性が良く、夏にもぴったりです。吸水速乾機能のついたポリエステル服でしたら、綿素材の服以上に快適かもしれません。

スポーツや登山をしたり、汗をかくことが多い方は吸水速乾機能のついたポリエステルの服がいいでしょう。
あまり汗をかかず着心地を重視したいという方には綿素材がおすすめです。

ポリエステルは、暑い夏よりも寒い冬の方が向いていないかもしれません

優秀素材ポリエステルにもデメリット

静電気が発生しやすいこと、毛玉ができやすいこと、汚れや臭いが取れにくいことです。

髪がまとまらない時は乾燥のせいかと思いきや、意外にも服が原因かもしれませんね。ポリエステルは帯電しやすい素材なのです。特に空気が乾燥している冬場はより静電気を発生させやすくなってしまいます。ただポリエステルそのものが静電気を発生させるのではなく、静電気は帯電性のある素材・ない素材が摩擦することによって発生するので、上下・重ね着もポリエステルにしたりと同素材で揃えるようにすると、静電気をおさえられます。
電気を帯びにくいウール素材、ナイロン素材、ファー素材のものと組み合わせてしまうと発生しやすくなってしまうのでご注意ください。

またポリエステルのセーターなどによくできてしまうのが「毛玉」。
合成繊維でできたポリエステルは丈夫なため、できてしまった毛玉はとれにくいというのも難点です。洗濯ネットを利用したり、続けて頻繁に着ないようにしたりと毛玉対策をしておきましょう。

一年中いつでも着れることがポリエステルの最大の特徴です

ではポリエステルは夏に向いているのか?冬に向いているのか?というのが気になるところですが、実は一年中いつでも着られる優秀な素材なんです。

薄手のものでしたらTシャツやポロシャツ、厚手のものでしたらカーディガンや長袖カットソー、様々な服にポリエステルは幅広く使われています。

夏において、蒸れやすく暑い素材といわれていますが、平織りのものや吸水速乾機能のあるものを選べば暑い夏でも快適に過ごせるアイテムとなります。

冬においても、ポリエステル自体が静電気が起こりやすい素材というわけではないので、服の組み合わせによって静電気はおさえることができます。風を通しにくく、保温性があるのでポリエステルのアウターなどは寒い冬にもぴったりですね。

ポリエステルの繊維自体に涼感効果や防寒効果はないので、季節によって生地の厚さを選べば春や秋などの中間の季節にも合わせることができるのです。

ポリエステルは汗臭くなるという特徴も…洗い方に注意しましょう

ポリエステルのデメリットの1つに「汚れや臭いが落ちにくい」というのがあります。

ポリエステルは通気性が低く蒸れやすいため、汗が長時間溜まることで雑菌が繁殖し、臭いやすくなってしまうのです。また黒ずみの発生や、他の衣類との色移りがしやすい素材でもあります。というのもポリエステルの服は繊維の中に汚れが溜まりやすく、洗濯機の中で一度取れた汚れなどが再び付着する再汚染が起きやすいから。

ポリエステルの衣類を洗濯するときは、工夫することが必要です。

  1. 色物や汚れのひどい衣類と一緒に洗わない
    混紡しているポリエステルは色移り、色落ちしにくいものもありますが基本的にはポリエステルは色落ちしやすいです。とくに白い服を洗う時は別に分けるようにしてください。事前に洗剤をつけたタオルを服の裏側など目立たないところでトントンと叩き、色が付着するか確認しておくのも手です。
  2. 汗をかいた衣類はすぐに洗う
    汗臭くなったポリエステルの衣服は、他の服と一緒にしていると臭いが移ってしまいやすいです。汗をかいたら放置せずすぐに洗うようにしましょう。殺菌消臭力のある酸素系漂白剤などを使うと効果的です。
  3. つけ置き洗いをする
    臭いが強い場合は、固形石鹸などでもみ洗いや、ぬるま湯でつけ置き洗いが効果的です。強く洗いすぎると服を傷めてしまうので注意してください。
防臭加工や抗菌加工の機能がついたポリエステルの服を選ぶのもおすすめです。